私のカウンセリングに対する考え

 

私がカウンセリングで提供できる価値。

私がカウンセリングをさせて頂く際に強みになるのはこちらです。

・毒母の心理的虐待のため、26歳まで精神病レベルのアダルトチルドレンだった。しかし、自分で試行錯誤して克服し、今を幸せに生きている人間であること。

・日常の色んなつらい出来事に対してひとつひとつ解決策を考え、乗り越えてきたこと。(当ブログ記事参照)

・論理的、生産的な思考を持っていること。

克服法、体験談。このブログの毒親・アダルトチルドレン・虐待記事を一覧にまとめたよ。

カウンセリングでは「これらの強み・過去の経歴を持つ人間」として、お話させて頂ければと思っています。

だってそもそも虐待家庭に生まれる人自体、少ないですもの。で、自力で克服した人とか、さらに少ないですもの。そういう人で、かつ実際に一対一で話せる人って周りにいなくないですか?私はいませんでした。

その希少性が私の提供できる価値だと思っています。私が使ってきたノウハウ、いくらでもお伝えしますよ!

良いカウンセリングは、資格云々じゃない。

私の中では「良いカウンセリングは資格うんぬんではない」というのが持論です。

私は2016年中に精神対話士の資格をとる予定ですが、カウンセラーになるのに資格はいりません。単に自分で「何も資格が無いカウンセラーとかアヤシー!」と思ったので、一応とることにしました。

もっと難関のちゃんとした資格を持つ方なら、国家資格の臨床心理士さんがいます。医療という意味では、心療内科のお医者さんだっていらっしゃいます。

でも私は、苦しんでいた時、良いカウンセラーさんに出会えませんでした。それどころか「親から受けた虐待の傷がどうこうなんて甘えだ!」と言われたこともあります。

生きるのが辛くても死にたくても自分を助けられるのは自分だけ、という話。

沢山勉強をなさって、立派な資格を持っている方も、きっと技術はお持ちです。ただ、苦しんでいる人の心の傷が理解できるかどうかとは別、というのが私の見方です。

もちろん温かい家庭に生まれた方は、「温かい家庭」の話ができるという強みをお持ちですけどね!

人は人を救わない。自分を救えるのは自分だけ。

化物語という小説に登場するキャラクターがよく言うセリフがあります。

僕は助けない。君が勝手に助かるだけさ。(忍野メメ/化物語)

私もこの言葉にとっても同感です!

自分をもっと幸せにしよう、自分の人生をもっと良くしよう、という気持ち、そして行動が不可欠です。

例えば、苦しみにどっぷり浸かっている状態の人は、誰がなんと言っても言葉が入ってきません。(私もそういう時期がありました。)「そんなの無理!」「私には出来るわけがない!」と、全部拒否することしかできません。

少し苦しさが和らいで「辛い状況を克服したい」「今をもっと良くしたい」と思えるようになってはじめて、そういう情報が心に染みこみます。

さらに、人生や悩みの転機は、何が引き金になるか分かりません。

悩みがあっても、プロのカウンセラーさんやお医者さんより、身近な友達や、会社の先輩や、馴染みのお店のマスターとか、普通の人の言葉の方が救いになったりもします。

ふと見た電車の中吊り広告や、つけっぱなしにしていたテレビから聞こえてきた言葉などが、悩みの解決のヒントになることもあります。

悩みを直接解決しなくても、素晴らしいピアノの演奏を聞いて、その道に目覚めて今までの悩みが全部吹き飛ぶ方もいるかもしれません。

私は「悩みを自力で克服した人」の立場でお話させて頂くことはできます。でもそれは、相談者さんにとっては、単なるきっかけのひとつにしかなりません!

私以外のカウンセラーさんに相談する際も、「相談すれば解決してくれる」ではなくて「何かヒントが得られるかもしれない」と思って頂くのが悩み解決への近道です。

カウンセラーは相性。