セッションでこのお話をしたら、すごく喜んでいただけたので、ブログ記事にも書きます。
Q.毒親家庭で育ったので、結婚も子どもを持つことも怖いです。
神山さんは、結婚して幸せですか?子供欲しいって思いますか?(byクライアントさん)
A.結婚幸せです!楽しいです!!!私もAC克服前は結婚が怖かったです。
子どもは、以前は絶対欲しくないと思っていましたが、今はもう「いてもいいかな」「いたら楽しそう」って思ってます。(by神山)
ちなみに「結婚が怖い」は、セッションで2回に1回以上は聞きます。
参考リンク:ボディートークセッションの詳細・ご予約はこちら
【2020年4月1日追記】
結婚2周年です。
結婚生活、ますます楽しいです!
目次
AC克服前「家庭は檻。結婚は恐怖。」→克服後「結婚楽しいよ!!」
アダルトチルドレンを克服する前は、「結婚」に対して死ぬほど拒絶感を感じていました。
「結婚願望が無い」ってことではなくて、「結婚=恐怖」という感じ。
生まれた家庭が地獄だったので、当時はまるで「檻」の中にいる感覚でした。
家にいると死ぬほどつらいのに、「家族」という檻のせいで逃げられない、みたいな。
猛獣や毒のようなものと一緒に檻に入れられて、自分の心と身体が何度も何度も重傷を負ってるのに、檻から出られない、扉の鍵が開かない、攻撃から逃げられない、誰か助けて!!そんな感じ。
一般的な価値観や毒親からの洗脳である「親の言うことはちゃんと聞くべき。」「親や家族を大切にしなければならない」という考え方や、「自分が間違ってるんだ…」という自己否定感など、色んなものに縛られてました。
今だったら「え、家を出ればいいじゃない」と軽く思えますが、克服前はがんじがらめに洗脳されていました。
参考記事:死にたい消えたいは毒親からの洗脳。あなたの本当の気持ちじゃない。
「家族」=「結婚」=「檻」
なので、自分が結婚することをイメージすると、
「毒母・毒祖母と縁を切ってようやく檻から出たのに、結婚したらまた別の檻に入ることになるじゃない!!」
「死んでしまう!!また檻の中であんな地獄を味わうなんて、死んでも耐えられない!!!」
「結婚は、自分の人生で絶対に起こってほしくないこと。」
と思って、恐くなっていました。
また、結婚したいと言う女性を見ると、
「ありえない…」
「なんでそんな無邪気に、結婚したいとか言えるの…」
「素直に結婚願望を持てる、考え方や生い立ちが羨ましい…」
「私はそうなれないなぁ…はは。」
と思ったり。
でも「結婚=恐怖」と思いつつも、心の端っこで、
「結婚願望が持てるなら、持ちたい。結婚したいって思いたい。思えるようになりたい。思ってみたい。」
「結婚に抵抗を感じない心の状態になりたい。」
と憧れる気持ちもありました。
でもその後、アダルトチルドレンを克服したことで、結婚への考え方も180度変わりました。
心の傷が癒えるほどに、自然と純粋に「結婚、アリだな。」という気持ちが出てきたのです。自然と。
家庭でのつらかった気持ちが癒えると、家庭への執着がどんどん消えていきます。そうすると、
「生まれた家庭は地獄だったけど、そこがそうだったという話。」
「自分が将来持つ家庭とは何ら関連性が無い。別!」
「結婚しても大丈夫。」
と思えるようになるのです。自然に、ふと湧きあがる感じ。
例えるなら、傷が生傷のままだと、
「痛い痛い!もう嫌だ!」
という気持ちが離れないけれど、傷が治ると、
「痛かったけど、次気をつければ大丈夫。」
と、落ち着いて考えられるのと一緒です。
そして、今は結婚して幸せです。
結婚、楽しいですよ!
クライアントさんから、
「本当ですか???」
と念押しして聞かれましたが、本当ですw
(旦那さんは、「相手(俺)が良かったからね!!♪」と言ってますが、確かにそれはかなりあります。感謝。)
今は結婚2年目ですが、きっと結婚10年、20年と経ったら、もっとこの言葉が重みを増すでしょう。
AC克服前「出産=地獄を生きる犠牲者を増やすこと」→克服後「子どもいたら楽しそう!」
アダルトチルドレンを克服する前は、「絶対に子ども生みたくない!!!」って思ってました。
子どもが嫌いなわけではありません。
「世の中は、死ぬほど苦しい地獄。この世に生まれることは、不幸なこと。
子どもを生んでしまったら、約100年続く地獄を背負わせることになる。
自分の手で、そんな犠牲者を出してはいけない。」
と思ってました。
でもこれも、アダルトチルドレンを克服したことで、180度変わりました。
心の傷が癒えて、
「人生は楽しいもの。」
「楽な気持ちで生きられる。」
と思う感覚が体感できたことで、
「この世に出てきても大丈夫だよ!」
「地球で過ごす時間を楽しんでね。」
と思えるようになりました……!!
(克服前の自分だったら、「楽しんでね、って何?!」と思っていたはずです。)
あと、克服法を自分で確立できた今、
「アダルトチルドレン克服法=心の傷を癒やす方法=解毒剤」
のように思っていて。
「生きてたらつらいことはあるよ。でも解毒剤はあるから大丈夫だよ。」
って思えるようになりました。
参考記事:私のアダルトチルドレン克服法!毒親育ちが26歳でAC克服した14の方法。
参考記事:実践アダルトチルドレン克服法!私が26歳で克服した方法を簡単なワークにしたよ。
余談ですが、セッションでクライアントさんに、
「自殺願望があります。」
「早く死にたいです。」
と言われても、
「大丈夫大丈夫。今死ぬほどしんどいと思いますけど、ちゃんと解毒剤はありますから。」
とも思えています。
決してクライアントさんの自殺願望やつらい気持ちを軽んじてるわけでないのです。
大丈夫だよ、その自殺願望ちゃんと消せるよ、消す方法あるよって。
まとめ。「結婚が怖い。出産が怖い。」は、心の傷が癒えれば変わります。
自分で書いてて思ったんですけど、
この変わりよう、すごくないですか?(自分で再び感動)
(克服した今、「克服前の自分、アホか。」って思ってしまっているので、当時の苦しみを頑張って思い出して書いても、力の無い文章しか書けませんが。
つらかった当時に、苦しい感情を文章として書いて残しておけば良かったと思います。)
「結婚が怖い。出産が怖い。」
という言葉は、セッションを受けに来てくださる方から、ほんとうにしょっちゅう聞きます。
でも大丈夫です。
つらかった気持ちが癒えたら、自然に怖く無くなる日が来ますから。