もう無理しなくていい。しんどい友達や恋人と縁を切るべき4つの理由。

誰かと会った後に、さようならをして一人になったとき。

 

「ふーーーー」とため息が出るのは、

「その関係、見直した方が良いよ」

のサインです。

 

 

「学生時代は仲良しだと思ってたけど、どんどんずれてきた。」

「でも長年付き合ってきた友達だし…」

「なんとかすれば、うまくいくかも。」

「その友達と会うことを考えると、実はゆううつ…。」

 

ストレスになっている交友関係からは、思い切って離れましょう。

目次

マイナスの人間関係は断ち切るか、できるだけ距離を置く。

人は変わる。また合うようになったら、仲良くすれば良い。

人は変わります。すると、今まで一緒にいた人でも、ズレを感じてくる場合もあります。

その場合は、一旦離れて、また波長が合うようになった時に、また関われば良いのです。

 

 

無理して一緒にいると、お互いにストレスが溜まります。

本来ならまた仲良くなれるはずだったのに、むしろ喧嘩したり気まずくなって、修復不可能になってしまいます。

 

人間関係は、無理せず長い目で見ましょう。

他の大切な人と過ごす時間が増える。

一緒にいてストレスになる人と離れると、その分他の大切な人と過ごす時間が増えます。

誰かと過ごすなら、大切な人と過ごす時間に使いましょう。

新しい良い縁が入ってくる。

ストレスになる人と離れると、不思議なことに新しいご縁が入ってきます。

 

例えば、私は一緒にいてしんどいなと思う友達と離れた3ヶ月後、素敵な別の友達との出会いがありました。

一方、離れた友達も、その後新しい友達ができたようです。

 

良い縁が入ってくるようにするためにも、ストレスになるご縁は手放しましょう。

他の人間関係がもっとうまくいく。

ストレスは、別の場所で問題を起こします。

 

Aさんと一緒にいてストレスが溜まったせいで、優しいBさんに無愛想になってしまったり。

溜まったストレスのせいで、仕事でミスをしてしまったり。

 

大切な人やものを大切にするためにも、ストレスは手放しましょう。

自尊心が満たされる。認め合える人が増える。

ストレスを感じつつ一緒にいるということは、恐らくお互いに認め合える関係ではないでしょう。

 

お互いに認め合えないと、

「自分は人に認められない人間なんだ。」

「自分は他の人を認めたり、心から信用できないんだ。」

「そういう関係が作れない人間なんだ。」

と、余計なネガティブな気持ちが生まれてしまいます。

 

二次災害が起きる前に、離れましょう。

自分の社交性に自信が持てるようになる。

実際私がそうでしたが、しんどい人と付き合い続けていると、

「友達とうまくいかない…自分は対人スキルに問題があるのかも…」

「友達と離れて一人になりたい…社交性が無いダメ人間なのかも…」

「恋人とうまくいかない…恋愛がうまくいかないタイプなのかも…」

と、悪い思考が生まれてしまいます。

 

でも本当は、合っていない人と付き合っているからうまく行かないのであって、スキルの問題ではなかったりします。

 

一人の時間を大切にしたり、合う人と付き合って心地よく過ごすと、そういう悩みは自然に消えていきますよ。

「縁を切るなんて…」「距離を置くなんて…」と、後ろめたさをと感じたら

全員と仲良くしなくていい。

輪のメンバーから嫌われたからといって、恐れているような実害など存在しないのだ。

100人中100人と仲良くできたら平和です。

 

でも人によっては、意見が違ったり、仲良くすることが難しい場合もあります。

それはあって当然のことです。

 

以前私は、うまく付き合えない人がいると、

「自分のスキルが足らないからだ…。」

「社交性が足りないからなんだ…。」

「自分のどこがダメだったんだろう?」

「どうすればいいんだろう?」

と思っていました。

 

でも今まで生きてきて、自然に気楽に付き合えた人も、ちゃんといました。

全員が全員、合わなくて良いのです。

我慢や無理をしないと付き合えない人は、付き合わなくて良い人。

普通に接していてしんどい人、我慢や無理をしないと付き合えない人、話が盛り上がらない人というのは、そもそも合わなかったり、好きじゃない人だったりします。

今後も付き合い続けるということは、つまり今後もしんどい思いをすることになってしまいます。

 

仕事ならともかく、無理をしてまで付き合うべき友達・恋人はいません。

さくっと、f離れましょう!

途中で放り投げてもいい。逃げてもいい。

普段から真面目で何事も「最後までやり遂げたい!」とこだわってしまう人の場合。

一度誰かと友達関係になると、距離を置くことに抵抗を感じるかもしれません。

 

仕事や勉強や資格試験なら、そういった粘り強さもあって良いでしょう。

でも、友達・恋人などの人間関係は、忍耐して成し遂げるべきところではないのです。

 

「嫌だったら、途中で放り出してもいい。」

「つらかったら逃げていい。」

と思って良いのです。

自分に自信を持つ。素の自分を出す。

素の自分でいること、自分が自分らしくあることを重視しましょう。

そのためにも、自分に自信を持つことがおすすめです。

 

自分の素を出せるようになると、

「この人とは、一緒にいてしんどいから付き合いたくない。」

という気持ちに対して、自分の中でOKを出しやすくなります。

 

以前私は、素の自分を、

「これでいい。」

「これが自分。」

と腹をくくれてなかったせいで、自分の本当の気持ちを貫けていないことがありました。

 

そのせいで、

「うまく付き合える人こそ、ちゃんとしてる人。」

「自分はだめだめな人間だから、誰とでも仲良く人付き合いできるように頑張らなきゃいけないんだ。」

と、意気込んでしまっていました。

 

「これが自分。」と思えるようになると、自然と素を出しやすくなります。

周囲の評価が気になったら、その評価がどれだけ大事かを考える。

「◯◯さんと縁を切ったら、周りの人からの評判が下がるかも…」

「ちゃんと仲良くできない人って思われるかも…」

と不安になったら、人からの評価がどれだけ大切なものなのかを考えてみましょう。

 

しんどい人間関係と距離を置いたとき、

 

あなたを悪く言う人は誰でしょう?

その人は自分にとって大切な人ですか?

しんどい人間関係を続けても、その評価は持っていたいものですか?

しんどいなら付き合わなくても良いと思うよ!と言ってくれる人もいるのではないですか?

 

しんどさから脱出しようとしている人をバッシングするような人は、つまりあなたに、

「苦労をしろ!」

「しんどいままでいろ!」

と望んでいる人です。

 

そういう人は、大切にすべき人ではありません。

そういう人からの評価は、気にしなくて良いのです。

人付き合いは自分:相手=50:50。全部の責任を負おうとしない。

人間関係は、自分:相手=50:50で成り立っているものです。

自分1人のものではありません。

 

関係がうまくいっていないことに対して、全責任を感じる必要はないのです。

 

半分は自分としても、もう半分は(良い意味で)相手のせいにしましょう。

どうしても付き合いたいなら、相手にどう振る舞ってほしいか意見を伝える。

もし、どうしても今後も付き合っていきたいと思うなら、相手にどう振る舞ってほしいか、自分の意見を伝えましょう。

 

例えば、「愚痴ばかり言う人でしんどい」と感じているなら、

「あなたのことは好きなのだけれど、暗い話ばかりだと疲れちゃうんだ。

暗い話は他の人としてもらっていい?

私とは、他の明るい楽しい話をしてほしいな。」

など、思い切って伝えましょう。


もし伝えても、相手があなたの意思を汲む気が無かったり、相手の振る舞い変わらないなら、やはり離れるのがオススメです。

 

あなたの意見を汲む気が無いということは、つまり「あなたを大切に思っていない人」です。

大切にすべき人ではありません。

 

また、あなたの意見を汲む気はあるけれど変わらなくて、あなたがしんどい気持ちになるのなら離れましょう。

人は自分を変えることはできますが、他人を変えることはとても難しいものです。

しんどい友達・人間関係と離れる方法。

名前を書き出して、一人一人イメージしてみる。

私は、頭の中だけで考えると全部ぼんやりしそうだったので、紙に書き出しました。

 

まず、自分と関わりがある人の名前を箇条書きに書き出します。

次に、一人一人顔を思い浮かべます。

 

そして、名前の前にマークをつけていきました。

  • 嬉しい気持ちになる人→◎
  • 普通な人→○
  • 嫌な気持ちになる人→△
  • 会いたくない人→×

とひとりひとり チェックをしました。

 

イメージして嬉しい気持ちになる人は、今以上に大切にしようと思いました。

でも、付き合ってはいるけど、実は惰性で付き合っている部分が大きくて、本当は会いたくないと感じている人もいました。

 

一人一人に対する気持ちが普段うやむやになってしまっていましたが、書き出すことで確認することができました。

片づけコンサルタント近藤麻理恵さんの、片づけの魔法に似てます(笑)

本音で話す。

にこにこ優等生すぎてはだめ。不機嫌そうな顔をして周りに気を使わせればいい。(略)

あなたは結局自分にとって居心地の良い生き方を追求するのが怖いのよ。

▲アッコちゃんシリーズは、他にも何冊か出ていますが、どれも面白いです。おすすめ!

 

本音で話しましょう。

良いものは良い、共感できないものは共感できない、思っていることを偽らずに伝えましょう。

 

合わない人が自然と自分のもとから去って、本当に合う人が寄ってくるはずです。

気が乗らない話題には乗らない。

話に乗ってしまうと「聞いてくれる」と思われて、相手にまた似たような話題を言わせてしまいます。

ポジティブ話、ネガティブな話でも自分が興味がある話なら盛り上がって楽しいかもしれませんが、興味が無い上にネガティブな話だと気が重くなってしまいます。

 

気が乗らない話には、乗らないようにしましょう。

徐々にフェイドアウトすればいい。

恋人だと、自然消滅でないなら、言葉で伝えて別れる必要があるかもしれません。

ただ、友達などの場合は「あなたとはもう縁を切ります!」と言わなくても良いのです。

お誘いを断る回数を増やしたり、徐々にフェイドアウトしましょう。

一緒にいて気楽で気が合う人といることに慣れる。

しんどい友達と縁を切るのは、一番最初は抵抗があるかもしれません。

「もう…あの人と付き合うのはやめよう…!!」

と、心に踏ん切りをつけて重い腰を上げなきゃいけないくらい、エネルギーがいるでしょう。

 

でも、次第にそうすることに慣れてきます。それまでは重い気持ちで、しんどい友達と一緒にいることに慣れていたのが、

「一緒にいて嫌な気持ちになるなあ。」

と感じるとすぐにその人と離れるクセがつきます。ゆでガエル状態になりにくくなります。

 

そのクセがつくと、よりいっそう周囲に本当に気が合った友達が集まるようになり、しんどかった気持ちがどんどん楽になりますよ。

なんで好きじゃない人と付き合ってるの?って考えてみる。

あなた自身も、しんどい友達に依存してませんか?

 

一人になるのが怖いとか。

友達が聞き上手で、話を聞いてもらうとあなたの気持ちが満たされるとか。

言葉が薄っぺらかろうが、あなたがホッとする都合の良い言葉をくれるとか。

アメとムチが絶妙なDV彼氏(彼女)みたいな。

 

もしそうなら、「発展途上国で綺麗な飲み水が得られなくて泥水を飲んでる」ようなものです。

有害だろうと、病気になろうと、喉が渇いてしかたないから飲まずにいられないのです。

頭に浮かぶ範囲で、喉を潤す方法がその泥水しか無いんですよ…!

 

自分で自分を満たせてないから、しんどい友達とも付き合ってしまう。

良いと思わない性格でも。

一緒にいて不快な思いをしようと。

とにかく誰かしらで心の穴を埋めたいから。

頭に浮かぶ範囲で、そのしんどい友達しかいないんですよ…!

 

「そこから離れたら、泥水どころか、何も得られなくなってしまう。」

「一人になっちゃう…。」

って思っているのです。

 

もしくは、綺麗な水を見つけたとしても、自分には飲む資格がないと思っているとか。

性格が良くて素敵だなって思う子がいても、「そんな素敵な子、私なんかが付き合えない」「申し訳ない」と思っているとか。

 

自分で自分を満たせていること、つまり自立できてること。

自尊心を満たせていること。

大事です。

まとめ。しんどい友達や恋人とは縁を切ろう。

以前は、私もしんどい友達・恋人となかなか離れられなくて、縁を切っても「もっとできることがあったんじゃないか」などと罪悪感に苦しんでいました。

 

でも、今では、

「え?!しんどい人と縁を切るのに、それ以上の理由なんていらないよね?

付き合うのは一緒にいて心地良い人だけ、それだけのことだよね?。」

と、思っています。人は変わりますよ。

 

マイナスの人間関係は断ち切るか、もしくはできるだけ距離を置きましょう。

そして、もっと大切な人と、幸せな毎日を過ごしましょう。