「幸せなことが、たくさん起これば幸せになれる」
「悲しいことが、たくさん起これば幸せじゃない」
と思っていたのですが、最近、違うなと思いました。

自分が幸せになる状態をつくる努力ではなく、
外部要因に左右されずに幸せな気持ちでいられる方法を身につけることが、
一番の幸せの近道です。

目次

幸せかどうかは、自分のとらえ方次第

私は、以前、当時の恋人とお別れをした時に、すごく悲しくて「どうしてこんな辛いことが起こるんだろう」と、半年くらいずーっと引きずってしまっていました。
でも、その何年か後に、別の恋人とお別れをすることがあったのですが、その時には一週間も引きずらなかったのです。

その違いの原因は何でしょう?(*o ロ o)

その人を好きな度合い?
一緒にいた期間の長さ?

実は「起きた出来事に対するとらえ方」が変わっていたのです。

以前は、
「自分ではどうしようもないことに執着し続ける」
「どうしてこんなことが起こるの、と悲観ばかりする」
「相手の落ち度など、マイナスばかり見る」
という思考だったせいで、
悲しい気持ちから、離れることができませんでした。

平たく言うと「痛がり」だったのだと思います。

でも、その後、物事のとらえ方が変わって、
「悲しいできごとに執着しない」
「そこから得られたプラスを数える」
「気持ちを切りかえて、できることを探す」
というプラス思考になっていました。

そのおかげで、別れた一週間後には気持ちは安定していて、楽しい気分になっていたのです。

SPONSERED LINK

悲しいことが起こっても、明日は来るし、世界は回る

生きていれば、幸せなこと、楽しいこと、プラスのこともたくさん起きますが、
悲しいこと、嫌なこと、マイナスのこともたくさん起きます。

でも、正直、マイナスのことが起きる度に心が荒れてたら、
毎回辛くて辛くてしょーがないと思うのです。
私だったら、いちいち気持ちが上下するの、面倒くさいです。

自分の心がどんなに辛くても、変わらず世界は回っているし、明日は来ます。

「私のココロは、こんなに辛くて立ってるのもやっとでも、
朝起きて、仕事に行って、ちゃんと業務をこなさなきゃいけないんだ…(T□T)」
と思うことがありました。
(学校なら休んでもいいかもしれない?笑)

それなら、と思ったのです。

マイナスのことが起こっても、辛いと思わないようにすればいいじゃない!と。

「幸せ」でいるのに必要なのは、外部要因に左右されずに幸せな気持ちでいるスキル

結局のところ、
「幸せか」「幸せじゃないか」を決めるのは、
「何が起こったか」ではなく「自分がどう感じるか」です

人に優しくしてもらって、
「嬉しい!」ととらえるなら嬉しいですし、
「そんなの普通」ととらえるなら特に嬉しくないでしょう。

人にきつく当たられて、
「ひどい…傷つく…」ととらえるなら辛いですし、
「そういう人なんだなー反面教師にしよう」ととらえるなら辛くはなりません。

余談ですが、小説家さんなどは、
死にそうになるくらい辛いことが起きても、
「小説のネタになる!心理描写がリアルに書ける!」と喜ぶそうです。すごい。



自分が幸せになる状態をつくる努力をするよりも、
外部要因に左右されずに幸せな気持ちでいられる方法を身につける方が、
一番の幸せの近道です。

外部要因にふりまわされるのではなく、
何が起きても、そこから何かを学んだり、うまくスルーしたり、気持ちを切りかえたりするスキルを身につけましょう。