以前、私はコミュ障でした。
コミュ障はつらい!笑
言いたいことがあっても固まってしまったり、喉のあたりで言葉が詰まってしまったり。話せば話したで、緊張しすぎて噛んでしまったり、言葉がまとまらなかったり、挙動不審になってしまう、そんな感じでした。
また、内向的で人見知りでもあったので、親友以外と話すたびにいつも疲れてしまっていました。
周りの人を見ながら、
なんでみんな笑顔でリラックスして、流暢にお喋り出来るんだろう?
なんでつっかえないんだろう?スムーズに言葉が出てくるんだろう?羨ましい…
と、ずっと思っていました。
普通の人がなんてことなくできていることが、コミュ障さんにはとってもハードルが高いのですよね。エレベーターで一緒になった方との、
「今日いい天気ですね~」
「そうですね~」
でさえ、私は辛かったです笑
色々試行錯誤して、徐々にコミュ障が良くなってリラックスして会話できるようになり、今では、
「社交的だよね」
「バーとかで、初対面の人と普通に仲良くなってそう!」
と言われるようになりました。
同じように、コミュニケーションで悩んでいる方の参考になれば幸いです!m(_ _)m
目次
一日一回反省会。次回どう話せばいいかイメージする。
まずは一日一回、夜にでも反省会をしましょう。
その日一日の「発言したかったけど、うまく話せなかったこと。」を振り返りましょう。そして、本当は何て言いたかったか、もし次に同じ場面に遭遇したらどう言うか、頭の中で整理しましょう。
例えばその日、
Aさん「映画何好きー?」
Bさん「私は○○好きー!」
自分「……!(えっと…えっと…うまく言葉が出てこない…)」
となってしまっていた場合。
本当だったら自分は何て言いたかったかな?と考えて、
「私はXXが好きー!」
と言っている自分をイメージしましょう。イメージしても「実際にできる自信がわかない…」と感じたら、いっそのこと口に出してしまいましょう。何度も口ずさんで、口に慣らしてしまいましょう。
まずは一日一個だけ発言できるようにする。
「色々練習をして、やり方を覚えたら、明日から突然スラスラ喋れるようになる!」というのは、まず無理ですwできるだけハードルを下げるのがコツです。
まずは一日ひとつだけで良いので、
Aさん「映画何好きー?」
Bさん「私は○○好きー!」
自分「…!(えっと…)」
となってしまっていたものを、
Aさん「映画何好きー?」
Bさん「私は○○好きー!」
自分「私はXXが好きー!」←
と、自分が思ったとおりに発言できるようになりましょう。一日ひとつできるようになったら、今度は一日ふたつできるようになる、と徐々にできる回数を増やしていきましょう。
短い言葉で話す。
できるだけ短い言葉で話すと、とても楽になります。
例えば、さきほどの映画の話。
「もののけ姫も好きだけど…ああでもラピュタも好きだな…いやでも一番はナウシカかも?好きな順番としては…」
などともやもや思い浮かんでしまったとしても、それを全部話そうとするといっぱいいっぱいになってしまいます。最初にひらめいた、
「もののけ姫!」
とだけ、とりあえず発言を投げてしまいましょう。
細かい部分は置いといて、とりあえずポイントになることだけサクッと伝えましょう。
完璧主義にならない。沢山いろいろ言おうとしない。
細かい部分まで全部言おうとしないのもコツです。よく「目的地までの行き方の説明」が例に挙げられます。
例えば、色々情報をつめ込んで、
「○○に行くには、ここから真っ直ぐ歩いていってもらって、200mくらい先に突き当りがあるんですけど…多分信号2つくらい先だと思います。で、名前は○○通りだったと思うんですけど…そこを右に曲がると、薬局が見えてくるんでその隣あたりにあります。マツ○ヨの隣です。あれ?サ○ドラッグだったかな?」
などと盛り込むと、分かりにくくなってしまいます。
できるだけシンプルに、例えば、
「真っすぐ行って、突き当りを右です。」
くらい、要点をしぼって伝えるようにしましょう。
ゆっくり話すと、心も落ち着く。
要点をきゅっとまとめたら、ゆっくり伝えるようにしましょう。
ゆっくり話すようにすると、それにともなって心も落ち着きます。
私がそうでしたが、
「落ち着こう。落ち着いて話そう。」
と思っても、コミュ障さんの場合は「そんなこと言ったって、落ち着けないよーー!」となりがちです。
先に行動を変えることで、心をコントロールしましょう。
自分が話して申し訳ないと思わない。
私がそうだったのですが、自分が話しているときに、
「私の話で時間をとってしまって申し訳ない…言うこと言って、できるだけ早く自分の話を終わらせなきゃ…」
と思ってしまっていたことがありました。
恐らく自分自身と、うまく話せない自分の会話スキルに自信がなかったせいだと思います。
話すときは堂々としましょう。「自分が話していて申し訳ない」ではなく、「自分が話す番があって当然」と思うようにしましょう。
話が上手な人になりきる。
「自分は話が上手な人だ!」と、なりきって話すようにしてみましょう。
「自分はコミュ障だから…」と思いながら話すと、どんどんそちらに引っ張られてしまいます。
お笑い芸人さんのように早口で喋れる人をイメージすると、理想と現実が遠すぎてしまいます。
さすがにハードルが高い!
ゆっくり、堂々と話している人をイメージしましょう。
例えば、プレゼンの達人・スティーブ・ジョブズが、丁度良い感じがします。
自分の意見に自信を持つ。
自分の意見に自信を持ちましょう。
コミュ障さんの場合、自信がないことを話すよりも、自信があることを話すほうが、おそらく楽です。
▶もう他人に流されない!絶対ブレない軸を作る簡単な5つのコツ。
まとめ。何度も失敗して慣れていこう。
何度も失敗しましょう。コミュ障はすぐに改善されるものではありませんw
何ヶ月、長ければ年単位でかかると思いつつ、徐々に徐々になりたい像に近づけるくらいの気持ちで良いです。
ちなみに私は、大学時代までこんなかんじでコミュ障でした。でもどうしても直したくて、思い切って営業職に就職し、毎日コミュニケーション能力と会話スキルの改善に格闘していました。
今振り返ると、短所を改善するより、長所を伸ばせる場所に就職すればよかったのでは?とも思います。しかし、何はともあれコミュニケーション能力は大幅に改善されましたw
コミュニケーションは、慣れです。慣れ!
コミュ障にお悩みの方は、地道に改善していきましょう!成果はちゃんと出るので安心してください^^