きつい話し方になってしまう人必見!言い方をやわらかくする方法7つ。

「話し方がきつい」
「雰囲気がトゲトゲしてる」
「メールの文面が怖い」

と言われてしまうことはありませんか?

言葉の印象を柔らかくする方法をまとめてみました。お悩みの方の参考になれば幸いです。

目次

言葉は、表現の仕方や言い方ひとつで、印象がかなり変わる。

私も、周囲に話し方がキツイ人が何人かいて、たびたび「ギクッ」としたこともあるし、「この人キツすぎて無理……」と距離を置いてしまった人もいます。

 

また、私も過去にやってしまっていたことがあります。私の場合はメールで、普通に文章を書いているつもりでも、

「普通に話すとそうは思わないけど、メールになると怖い。」

と言われてしまったことが何回かありました。

 

でも、その時の自分が何度読み返しても、あまり分からなかったりします。申し訳ない気持ちでいっぱいになるけれど、実際にどうしたら良いかよく分からない…という感じでした。

 

その後、自分や他の人を色々分析して対策を作って(下記参照)、1ヶ月やってみたところ、

「かなり変わったねー!」

とたくさん言ってもらうことができました。

 

言葉は、表現の仕方や言い方ひとつで、印象がかなり変わります。

言葉遣いを柔らかく。まあるく。

語尾は断定形で言い切らず、やわらかくぼんやりさせるのがポイントです。

 

ちゃんと伝えようとしてしっかり言おうとすると、ストレート過ぎる表現になってしまい、読む方に強い印象を感じさせてしまいます。私が主にやってしまっていたのが、これでした。

×「して下さい。」
○「していただけますでしょうか。」

×「これお願い。」
○「これお願いしてもいい?」
○「これお願いしてもいいかな?」

などなど。語尾を少し心がけるだけで、印象はだいぶ変わります。

 

また、疑問形で終えて、相手に選択する余地を残してあげると、相手が受ける重みが減るのでおすすめですよ。

マイナスの言葉、強い言葉、攻撃的な言葉は使わない。

強い言葉や、攻撃的な言葉は、できるだけ控えるようにしましょう。

 

会社の同期で「ジャックナイフのような鋭い切れ味の発言をする人」ということで、「ジャック」というあだ名の女の子がいました。(それもそれですごい。)

 

彼女がFacebookで、

「出たケーキは私が”嫌い”なやつだったけど、楽しいパーティだった!」

と書いているのを見てビクッとしてしまったことがありました。

 

他にも、趣味のロードバイク仲間が冗談で、

「あの山キツイから、あなたも1回登って”死んで”きて笑」

と言っていてビクッとしてしまったことがあり、はっと気付きました。

 

控えた方が良いワード例)

■否定ワード「嫌い」「イヤ」「やめて」
■攻撃ワード「死ぬ」「殺す」「血」「切る」「刺す」

 

こういった言葉をどうしても言いたい場合は、自分しか見ないノートや、Twitterの鍵付きのアカウントなどに吐き出すのが良いでしょう。

 

どうしてもその内容を話す必要があるときは、

×「ショートケーキ嫌い」
○「チョコレートケーキの方が好き」

×「死んだ」
○「亡くなった」

などの表現に言い換えると、柔らかくなります。性的な言葉や、上から目線の言葉なども、できるだけ言い換えたり、省略するのがおすすめです。

意識高い発言は、ひかえめに。

向上心が強かったり、意識が高いと、「もっとしっかり!」「こうしなきゃだめだよ!」という気持ちが起きるので、そうでない人よりも否定的になりがちです。

 

すると、

「○○すべき」
「○○じゃないとだめ」
「○○なんてありえない」

など、強い言葉や、強い雰囲気が生まれやすくなってしまいます。

 

その場合は、

×「選挙は行くべきだよ。」
×「選挙行かないなんて、ありえないね!」
○「まあ、選挙はできるだけ行った方がいいと思うなあ。」

などなど、ゆるめにするのがポイントです。

 

向上心や意識が高いことは悪いことではないとは思います。ただ、特にプライベートでは控えめにした方が、印象が柔らかくなるのでおすすめです。

語尾を伸ばす。

例えば、

「そうだよねっ!」

よりも、

「そうだよね~」

の方が、ふんわりした印象になります。

 

ただ使いすぎると、「頭が悪いのかも……」と思わせてしまうので、ほどほどにするのが良いかもしれません。

ポジティブになる。長所を見つけるのを上手になる。

短所よりも長所を見つけるのが上手な人の方が、自然とプラスの言葉が多くなります。

 

花を見て、

「すぐ枯れるし」

と言うよりも、

「綺麗だね~!」

言える方が、自分の気持ち自体も、見る人からの印象も柔らかくいられます。

合格点を上げすぎない。

ある怒りっぽい知人が、

「Aさんが作った同窓会の資料、ぜんっぜんイケてない。この書き方どう思う?!」

と怒っていたことがありました。

 

もちろん「もっと良い書き方ができる!」と思う意識の高さは、悪いことではない思います。

ただその資料は、お役所の書類のようにカタめの書き方で書かれていたものの、必要事項はちゃんと書かれていました。

 

もし不備がある資料ならやり直しかもしれません。でもそうでないのなら、合格点を、

「素晴らしい資料を作ること」

ではなく、

「平日働いている中、必要なことがちゃんと伝わる資料を作ること」

まで下げてあげましょう。

 

否定的な言葉を言うこともなく、心も平穏に、見え方も柔らかくいられます。

苦手な人とは距離を置く。

自分の言い方うんぬんではなく、単に相手のことがあまり好きではないからかもしれません。好きではない相手には、言い方が雑になったり、当たりが強くなってしまうこともあります。

 

その場合は、可能なかぎりその人と距離を置きましょう。

イライラをためこんでしまい、他の人に対してもイライラしたコミュニケーションをしてしまうかもしれません。

 

できるだけ心を平穏にいることも大事です。

例外。ブログ、プレゼン、演説は除く。

一部例外もあります。

 

ブログ、プレゼン、演説など、人の心に強くインパクトを残さないといけない場合は、びしっと言い切りましょう。

 

以前話題になった、

「保育園落ちた。日本死ね。」

という発言も、

「保育園落ちました。日本のあり方を見直すべきじゃないでしょうか。」

って言ってしまっていたら、誰の目にも止まらずにスルーされていたと思います。

 

他にも、私の前職の会社の代表が、自社の転職サービスを利用してくださっている企業様に対して、

「皆さんは、”採用弱者”なんですよ!!ト○タさんなら勝手に応募者が来るかもしれないけど、皆さんは黙ってたら応募なんて来ないでしょう?!うちだって小さいベンチャーです!”採用弱者”です!!」

となかなか攻めたプレゼンをなさっていました。

 

でも聞いてくださっている企業様に、危機感を感じて、

「頑張らなきゃ」

「このままじゃまずい」

と思って頂くには、これが正解なのです。時と場合に応じて、使い分けることが大切です。

まあるく、ふんわり、柔らかい話し方で。

私はこれらを1ヶ月心がけただけで、

「印象すっごく変わったね~~!」

と言われるようになりました。

 

同じように、「柔らかい話し方になりたい!」と思われている方は、是非試してみてみてください。

 

▼有名ですが、とても参考になりました。