「してほしいこと」はちゃんと伝えよう。愛情は親と子どもで違う。

親に対して、

「分かってくれない!」

「話を聞いてくれない!」

「◯◯してくれない!」

とイライラすることはありますか?

 

一方、あなたがイライラしてるのに、親は親で、

「こんなにお前のために頑張ってるのに!」

「こんなにお前のためにしてあげてるのに!」

と言っていたりしませんか?

 

それは単に、

需要と供給が合っていないだけかもしれません。

 

あなたが欲しい愛情と、

親があなたに与えたい愛情に、

少しズレがあるのです。

目次

欲しい愛情をリクエストする。

こちらの本にこう書いてありました。

気を利かせて世話してもらうと喜ぶ僕に対して、妻は僕が気を利かせて世話してあげても、正直そんなに、「愛されている」と感じないそうです。

それを知らない時期は、気を利かせて世話をしていても喜ばない妻に対して愛情を受けとってもらえないように感じて、逆に僕が傷ついて、不機嫌になってケンカ、なんてこともありました。

作者さんと奥さんでは、「愛されている」と感じるポイントが違うようです。

言われてみれば分かりますが、人それぞれ「嬉しい」って思うことって違いますよね。

「愛されていると感じる具体的な行動」がわかったら、今度はぜひまわりの人に、しっかりとそれを伝えてみてください。

「リクエストする」ことが大切です。

父「子どもにお金をあげることが愛情」私「話を聞くことが愛情」

私の父は、

「子どもにたくさんお金をあげることが愛情」

だと思っています。

それは、自分が子どもの時に、

「欲しいものを買ってもらえなかった、買ってほしかった」

という悔しさから来ているようです。

 

一方、私は、

「お金じゃない。もっと私の話を聞いて。

お母さんがしんどいって話を、ちゃんと聞いて。

子どもの話を聞いてくれることが愛情。」

と思っています。

 

なので、いつも父とは、

私「お父さんはいつも私の話を聞いてくれない!」

父「お父さんは子どものために頑張ってるのに、全然分かってない!」

と、食い違いが起きています。

 

お客さんが、

「お腹がすいた。ハンバーグ食べたい。」

と言っているのに、

「エアコンつけてあげるね。快適でしょ?」

と言っているようなものです。

 

お客さんは、

「エアコンつけてなんて言ってない!お腹がすいたって言ったんだよ!」

と言っても、

「あなたのためにこんなに尽くしているのに!」

と怒っているのです。

 

いらないものを「あなたのためにやってあげてるんだよ!」と押し付けられるのは、しんどいです(。-ω-)

 

子どもは「話を聞いて欲しい。それが愛情。」と思っているけど、

親は「お金をあげる。それが愛情。」と思っている。

 

子どもは「放っておいてほしい。それが愛情。」と思っているけど、

親は「たくさん構ってあげる。それが愛情。」と思っている。

 

子どもは「たくさん習い事をさせてくれる。それが愛情。」と思っているけど、

親は「子どもがやりたいって言うまで親から習い事をすすめない。それが愛情。」と思っている。

 

子どもの気持ちと、

親の気持ち、

方向性は合っていますか?

お互いのニーズをすり合わせよう。

もし、

「親が◯◯してくれない!」

と感じたら、

具体的に「こうしてほしい」とリクエストしましょう。

 

逆に、してほしくないことがあったら、

「これはしないでほしい」とリクエストしましょう。

 

もしかしたら、あなたの親御さんは、

あなたのニーズを分かってないだけかもしれません。

 

言葉で伝えたら、何か変わるかもしれませんよー!