私は以前、趣味が無くてとっても困った時期がありました。
目次
夢中になれる趣味が見つからない。探しても探しても無い。
私は、大学時代はイラストを描くことが大好きで、毎日パソコンにかじりついてました。
が、だんだんイラスト熱が冷め、社会人2年目以降には何もハマれるものが無くなってしまいました。
イラストが好きだった頃は、毎日誰かの素敵なイラストに感動して、自分のスキルも上達させて、ときめきにあふれる日々を過ごしていました。
でも、当時のようなときめきが、全くなくなってしまいました。
そうすると、毎日楽しくないのです。とにかくときめきがない!
社会人2~4年目の約2年半くらい、あまりにもパッとしなかったので、趣味にできそうなものを色々探しました。
本屋に行ったり、
友達に聞いておすすめしてもらったものを試してみたり、
とりあえずオシャレっぽいと思って社会人カメラサークルに行ってみたり。
結局、頑張って探しに探したのですが、全然ピンとくるものに出会えませんでした。
かなり辛かったです…。毎日つまらないし、ときめかないし、キラキラがなくなった気分でした。
他の人に話すと、
「趣味が無くてもいいじゃない!」
「趣味が無い、ブランクの期間ものんびり楽しめばいいじゃない!」
と言われます。でも私としては、趣味にときめいていた頃が楽しすぎたせいで、趣味が無い状態との落差が激しすぎましたw
私は「趣味が無くても困らない人って、趣味があることの楽しさを知らないだけなんじゃないですかね??」って思っています。
大ハマリする趣味との出会い。それは、偶然だった。
もう趣味を探すのにも疲れ果てて、探すのをやめていたときのこと。
近所のレンタルビデオ店にふらっとDVDを借りに行きました。
そこでは漫画のレンタルもやっていたようで、当時気になっていたロードバイク漫画の『弱虫ペダル』を発見しました。
友達がいないオタクで運動音痴の小野田くんが、自転車競技部に入って、インターハイに出て、アツイ戦いを繰り広げる物語です。
前から気にはなっていたのですが、まだ読んでいなかったのでレンタルすることにしました。
すると、なんと私の胸に大ヒット!
家に帰って読み始めたら止まらなくなって、感動しすぎて泣きながら全巻読んでしまいました…!
その後、18万円もするロードバイクを買って、ロードバイクで走ること自体に大ハマリして、レースに出て2度優勝したりして、今に至っています。
私は、やっと新たに夢中になれる趣味に巡りあえたのです。
出会いは油断しているときに訪れる。探している時じゃない。
私が新しい趣味に出会ったのは、頑張って探している時ではなく、むしろ、ぼーっとしている時でした。油断しているときにふっと見つけた感じです。
わざわざレンタルビデオ店に探しに行ったわけでもなく、そもそもレンタルビデオ店も、「なんかないかなー」程度で入った場所でした。
あれだけ探して見つからなかったのに、あまりにもあっけない出会いだったので、
「今までの努力って、一体なに?!」
「趣味って勝手にぽーんと舞い込んでくるんだな。」
と感じました。
気楽にいればいい。夢中になれる趣味はいつもあるものじゃない。
自分の実体験を振り返って感じたのが、
「全てはご縁。」
「ご縁は自分で得ようとして得られるものじゃない。」
「夢中になれるもはいつも巡り逢えているものじゃない。」
ということでした。
夢中になれる趣味に出会えていないときは、
「巡り逢えないときもある。無くても焦らない。恋人や親友との出会いのようなもの。今はそういう時期。」
と、の~んびり過ごしていれば良いんじゃないかなと感じました。
私は少し気持ちが辛くなるくらい頑張って探してしまいましたが、きっとそんなことはしなくて良かったのですw
あえて出会いを多くするなら。
あえて出会いを多くするなら、
- やりたいことを片っ端から全部やること。
- 気になったものは色々やってみること。
- やりたくないけどやっていることをやめること。
です。
どんなことでもいいから、心に浮かんだことは、とりあえず、やってみましょう。(略)
「やりたいことがわからない」という人の殆どは、イメージのストックが圧倒的に不足しているのが原因です。イメージのストックは、見たもの・聞いたもの・体験したものなど、自分の経験からしか作られません。
自分の中の情報が増えれば、それだけ選択肢も増えます。
また、あまりときめかないことを辞めるのも大切です。
私はロードバイクに出会う前は、友達の趣味に付き合って毎日忙しくしていました。また、その友達との付き合いに対して、しんどい気持ちがありました。
でも、それをすっぱり辞めたことで、レンタルビデオ店に行く時間ができました。
欲しいもの(新しい趣味)に出会いたいなら、まずスペース(時間)を確保しましょう。
「鳥かごの法則」という法則があります。「人は欠けたものがあると、そこに物を補いたくなる。だから、鳥が欲しければ、まず鳥かごを用意しよう。ずっと鳥かごを見ていると、自然と鳥を得ようとするから。」というものです。
日々の時間の使い方を見直して、ときめかないものは断捨離しましょう!
まとめ。
何はともあれ、の~んびり気楽に構えて、気になることをひとつひとつやってみるのがイチバンですw
弱虫ペダル、大感動&激アツなので是非!