嫌なことがあったときは、
「嫌だと思ってはいけない」
と思えば思うほど、嫌でたまらなくなります。
まず、
「嫌だな」
と思う自分の気持ちを許可してあげましょう。
「嫌と思ってもいい」
「嫌なら距離を置いていい」
「嫌ならやらなくていい」
「嫌なら関わらなくていい」
嫌という気持ちにOKをすると、嫌な気持ちがいくらか減ります。
たとえば猫が嫌いな人が、人から、
「猫が嫌いと思ってはいけない」
「猫を見たらかわいいと思わないといけない」
「嫌いと思うあなたが悪い」
と押しつけられたら、きっと地球上の猫の存在が許せなくなってしまうでしょう。
まずは、
「猫が嫌い」
という自分の気持ちを、ぜひ許可してあげてください。
「猫を嫌と思っていい」
「猫がいたら遠くに離れていい」
そう許可してあげると、気持ちがだんだんやわらいでいきます。
同じように、嫌な人がいても、
「嫌、と思って良い」
「嫌なら離れて良い」
「無理に仲良くしなくていい」
「仲良くしろと言う人から離れていい」
と。
したくないことがあったら、
「したくない、と思って良い」
「したくないなら、しなくていい」
「しなさい、と言う人から離れていい」
と。
どんな自分の気持ちにも、どんな自分の行動にも、全部OKをしてあげましょう。
自分が自分の気持ちを否定してしまったら、苦しくてたまらなくなります。
「どう感じてもいいんだよ。」
「どんなことをしたいと思ってもいいんだよ」
「どんなことをしたくないと思ってもいいんだよ」
と、
自分が自分の一番の味方になってあげてください。