私は毒親を殺したい気持ちが消えた。とりあえずアダルトチルドレンを克服しよう。

私の母親は毒親でした。

そして私は長年、母親を「殺したい」という気持ちがどうしても消えませんでした。

 

でも最近になって、その気持ちが消えました。

きれいさっぱり!胸のつかえがとれて、すっきりです。

 

目次

以前は「殺しても自分は幸せになれない」という”妥協”だった。

以前「毒親を殺したくても、困るだけだから辞めた方がいい」という内容の記事を書きました。

▶毒親を殺したい。でも殺せば自分は幸せになれるのか?

 

当時は、

毒親が憎すぎて殺したい気持ちがおさまらない、

できるだけ苦しい方法で殺したい、

でも毒親が死んでも自分が幸せになるわけじゃない、

毒親を殺しても自分が犯罪者になるだけ、

だから辞めましょう、諦めましょう、

という「妥協」の気持ちでした

 

でも今は、「毒親を殺したい」という気持ちが、理性で押さえつけてるとかではなくて、自然にすーっと消えています。

毒親を許せないのは、自分の幸せが脅かされるから。

私の場合、「毒親を殺したい」という気持ちを消すには、毒親を「許すこと」が一番効果的でした。

 

自分を長年苦しめてきた毒親を許すということは、ものすごく大変なことです。私は3人くらいの方から、

「お母さんを許した方が良い。そうしないと幸せになれない。」

と言われてきました。でも、その度に、

「この人たち何言ってるんだろう?自分を苦しめて死なせかけた毒親を許すなんて無理!菩薩やマザーテレサじゃないんだから…。」

と思っていました。なので、ブログでも、

「毒親を許さなくていい。許さないまま、自分の人生を幸せにしよう。」

というスタンスで発信していました。

 

でも、「許せない」というのは、その人や、その人にされた過去の出来事が、自分の幸せを脅かしているからなのです。

 

その人の存在が、今の自分の幸せを傷つけられるから、許せないし、執着し続けてしまうのです。

 

つまり「許す」というのは、親が毒親であっても、虐待を受けた過去があっても、今の自分が幸せに生きられる、という状態になれればできることなのです。

毒親を許すには、自分の人生を生きること。

過去にどんなことをされていたとしても、今の自分が幸せでいられれば、毒親を許すことは可能です。

毒親から受けた苦しい出来事があっても、その出来事のせいで性格がこじれてしまったとしても、それを全部克服して、幸せに生きられるようになれば良いのです。

 

そのためには、「ブレない軸を持ち、強くいること」が大切です。

ブレない軸を持ち、強くいる方法。

これらがとっても大切です。

  • 他人のためではなく、自分の人生を生きること。
  • 他人の言葉を気にしないこと。
  • 他人が何と言おうと、自分が正しいと思う生き方をすること。
  • 自分のモノサシを持つこと。他人の評価を、自分の価値だと思わないこと。
  • 何か批判を言われたらスルーをすること。
  • 過去を気にしないこと。未来を見ること。

 

私は、以前から「毒親から精神的に独立して、自分自身で幸せになればいい。」とは思っていました。確かに、毒親からは精神的に独立したつもりでした。

しかし、他人からどう見られるかとか、他人からの評価を気にする性格が抜け切れていませんでした。そのため、他人に色々振り回されてしまっていて、自分の人生を生きることができていなかったのです。

 

これらを意識して身に付けることで、何があっても自分の人生を生きられるようになりました。

おかげで、以前よりも毎日幸せに生きられるようになり、毒親「許す」余裕ができました。

許すことは、毒親への執着を手放すこと。

以前は、

「毒親を許す必要はない。」

「毒親なんて許せない。」

と思っていました。

 

でも、実際に毒親が許せるようになると、全然気持ちが違います。

 

胸のつかえがすーっと無くなりました。

今までは、胸のあたりが包帯でぐるぐる巻きにされて、常にぎゅーーーっと締め付けられているような感覚でした。今ではそれが無くなり、呼吸が深くなりました。

 

また、少し不思議なのですが、自分の体重を感じるようになりました。

以前は、例えて言うなら「ここに存在する」という気持ちがなくて、ふわふわ身体が浮いているような気分でした。今は地に足が着いて、「ここに存在する」「ちゃんと自分が在る」感覚です。

 

「これらは、自分の人生を生きられるようになった」証拠なんだな、と感じました。

「毒親を殺したい」という気持ちは、今はどうでも良くなった。むしろ、忘れてる。

「毒親を殺したい」という気持ちは、今では本当にどうでも良くなりました…!ごくたまに思い出すこともありますが、普段はむしろ忘れてるくらいです。

 

毒親に対する気持ちは、自分のブログの過去記事を見て、

「あっそういえばこんなことも書いてたな…!」

とやっと思い出せるくらいです。

 

自分の人生がちゃんと幸せに生きられるようになると、自然とそちらに気がいきます。過去の苦しかった出来事なんて、面倒くさくて考えてられなくなりますw

 

「毒親自身も、あんな化物レベルの毒親になってしまうほど、色々こじらせてたんだろうな。」

と、気遣う余裕さえ出てきました。

まとめ。自分の人生を生きよう。毒親を許そう。すっきりするから。

毒親を許せるようになるくらい、自分の人生を幸せに生きましょう。

本当に心が軽くなりますよ!

 

 

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