以前、私は一緒にいて「嫌だな」と思う友達とも頑張って付き合っていました。
「誰とでも付き合えないなんて、大人じゃない!」
「少し工夫すれば誰とでも付き合えるはず!」
「嫌だから友達をやめるなんて、友達を大切にできない人がすること!」
と思っていたのです。
でもある日ふと、
「合う人同士付き合えばいいんじゃない…?」
と気づきました。
そして、合わない人と無理して付き合わないようにしました。
すると、気持ちが楽になったし、さらにもっと合う人に出会えるようになりました。
合わない人と離れるとき、友達が減るのが怖いと思っていたのですが、逆に増えたのです。
なぜ私が、「合わない人とは無理して付き合わない方が良い。合う人と一緒にいた方が良いと思えるようになったのか?」をまとめてみました。
目次
わがままな人に尽くしたい人、わがままな人が嫌いな人。世の中には色んな人がいる。
以前、合わないまま付き合っていた友達に、ものすごくわがままな子がいました。
私は、しょっちゅう「わがまますぎて嫌だな~」と思っていました。
でも、世の中には「わがままを叶えてあげるのが好きな人」や「尽くしたい人」もいます。
また、私は自分から色々話を広げるのが得意ではないので、「お喋りな人」は付き合いやすくて好きです。
でも、「自分の話を聞いて欲しい人」にとっては、「お喋りな人」は自分の話を聞いてもらえなくてもどかしいでしょう。
「プライベートに踏み込まないでほしい人」にとっては、「クールな人」や「ドライな人」は付き合いやすいでしょう。
でも、「べったり付き合いたい人」には「冷たい人」に見えるでしょう。
嫌な相手と無理に付き合うと、どちらかの性格を曲げることになる。自分も相手も困ってしまう。
私は「愚痴ばかり言う人」は、あまり好きではありません。
でも、同じように「愚痴を言いたい人」には良い話し仲間になります。
他にも、前職の会社の同期で、
「愚痴を聞くのは嫌じゃない。むしろ、私はさみしがり屋だから頼ってもらえて嬉しい!」
と言う子もいました。
私が「愚痴を言いたい人」と付き合い続けるとすると、しんどい気持ちを我慢して付き合うことになります。
そして「愚痴を言いたい人」に、
「愚痴はやめて!」
と言ってしまったら、むしろ、
「人には愚痴を言いたいときだってあるよ!」
「あなたはポジティブすぎて疲れる。」
と思わせてしまうでしょう。
自分が無理しないと付き合えない人は、別の楽しく付き合える人に任せれば良いのです。
無理して付き合い続けて、後から「嫌だった」と言う方が相手に迷惑になる。
自分を押し殺して、合わない人と付き合って、ストレスを溜めこんで、
「こういうとこが嫌だった!!もう付き合わない!」
と後から爆発すると、自分も相手も嫌な思いをします。
そうなるくらいなら早めに距離を置く方が、自分のためにも相手のためにもなるでしょう。
相手も無理して付き合われるよりも、好きで付き合ってくれる人の方が良いはずです。
私は、合わない友達に何度か、
「もう無理!あなたと付き合いたくない!」
と言ってしまったことがあります…。
最初は、
「わがまますぎる相手が悪い。」
「あんな性格でよく平気でいられるな…ありえない…。」
と思っていました。
でも、我慢して頑張って付き合ってた自分も悪かったです。
会社も同じ。合わない会社で無理して頑張ることはない。合う会社を探そう。
友達・恋人関係だけでなく、会社も同じです。
私の前職は、ITのベンチャー企業で、とってもフランクな社風でした。
入社したら「ニックネーム」を付けて呼び合ったり、飲み会も多く、休日に会社の運動会やBBQをするような会社です。
大学のサークルの延長、という印象でした。
一方、大学生のときに予備校でバイトをしていたのですが、その会社は真逆でした。
社内の飲み会は一切禁止、社員同士の付き合いもかなりドライで、生徒と関わらない部署ではほとんど笑い声が無い、みたいな会社でした。
公務員タイプの真面目な人が、フランクな会社に入ったら、おそらく息苦しいでしょう。
逆に、ノリノリでチャラめな人がドライな会社に入ったら、楽しくなくてしんどいでしょう。
会社の方も、きっと社風に合った人が欲しいはずです。
「今の環境が合わないな」と思ったら、他の会社に目を向けてみましょう。
誰にでも、合う場所はちゃんとあります。適材適所です。
自分らしく生きていれば、合う人が引き寄せられる。自分らしくいられた方が、お互いに楽。
自分らしく生きていれば、ちゃんと合う人が引き寄せられてきます。
無理にお互いの性質を捻じ曲げてまで、合わない人と付き合う必要はないのです。
付き合っていて嫌だなと思う人とは早めに離れて、自分らしく楽しくいられる人と付き合いましょう。
お互いに幸せで良い関係ができますよ!
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