アダルトビデオに出てしまった知人の話。安易な性的バイトは絶対やめた方がいい。

私が大学生2年生の時の話です。

私の友達のM子ちゃんが、「同じ大学の親友Kを紹介するね!」と言ってくれたので、M子ちゃんの家に遊びに行きました。

 

彼女の親友Kちゃんがお手洗いで席をたって、その場に私とM子ちゃんだけになった時。M子ちゃんが言いました。

「Kはねー、AVに出たことがあるんだよ!」

え?!( ゚Д゚)

私は目が点になりました。

目次

Kちゃんはアトピーのコンプレックスがあった。

えええ?!親友って言いながらそんなこと言っちゃうの?!と、正直かなり引きました。

Kちゃんは大学生になってから、キャバ嬢のバイトをしていたのだそうです。確かに、髪の色も明るく、猫目なしっかりメイクで、ギャルっぽい印象でした。

 

で、キャバクラに勤めると風俗などさらに過激なお仕事の話が来るそうで、ある日、

「AVの仕事あるけどやらない?」

という誘いを受けたそうなのです。

Kちゃんは最初は断ったそうです。でも、彼女には生まれつきもっていたアトピーに対して、とてつもないコンプレックスがあったそうで、

「綺麗だよ。アトピーなんて全然分からないよ、すっごく綺麗だよ。」

と言われ、嬉しくなってAVに出てしまったそうです。

 

性的産業の誘い文句って恐ろしいですね。以前テレビで、風俗のスカウトマンが、

「君、癒し系だからこの職業向いてるよ。人気になれるよ。」

と女の子に言っていて、女の子の心が明らかにグラっと揺れているの見たことがありました。承認欲求やコンプレックスなどの弱い部分を刺激して、うまく誘うのでしょうね。恐ろしい。

 

ちなみに彼女の大学はMARCHなので、人並みの学力は持っています。

しかし、判断を誤ってしまったようでした。

親友にも言いふらされてしまう。

AVに出ると「親にバレる」「友達にバレる」という話をうっすら耳にしたことはありました。

 

しかし、私がKちゃんの話で一番衝撃だったのは、

「AVに出たことを、親友にも言いふらされてしまうこと」

でした。

 

私は流暢に話すM子ちゃんに、

「M子ちゃんはKちゃんの親友なんでしょ?親友がそんなこと言って良いの?」

と釘をさしました。

 

でも、M子ちゃんは、

「え?大学の人みんな知ってるよ??」

と、あっけらかんとした感じでした。

 

大学のみんなが知ってたとしても、私はM子ちゃんが言わなければ知らなかったはずの話です。

 

「大学が違うし、今後会う機会も、その子の話を話題にする機会もほとんど無いのに、わざわざ言うなんて…!!しかも、Kちゃんにとっては絶対に言われたくないようなデリケートな話だよね…?普通言う…?」と、心の中で絶叫してしまいました。

(周囲の人がAVの話を知っていることを、K子ちゃん自身は知らないようでした。)

 

M子ちゃん自身、色々問題がありすぎる子だと後々発覚するので、私はその後M子ちゃんと距離を置くことにはなります。

 

とはいえ、

親友にも言いふらされてしまうこともある

親友さえ信じられなくなる

ということもあるのだと、衝撃を受けました。

周囲の人が皆知っている。企業説明会でも言われてしまう。

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Kちゃんの話を聞いた約1年後、就活の企業説明会でKちゃん・M子ちゃんと同じ大学の男子に会いました。

 

私が、「○○大学なんだね。KちゃんとM子ちゃんって子、知ってるよ。」と言うと、

「え?Kさん知ってるの?」

少し意味深な笑みを含んだ表情になりました。予想通り、彼もKちゃんのAV出演のことを知っていたのです。

 

彼は、

「誇張とかじゃなくて、本当に大学の人全員が知ってるくらいのレベルで知れ渡ってるよ。」

「俺はKさんと顔見知りでさえないけど、そんな俺でも知ってる。」

「AV女優名も知れ渡ってるから、みんな動画共有して、うわーって言いながら見てる。」

と言い、ほら見てと携帯に入ったKちゃんのAV動画を差し出してきました。

 

衝撃でした。予想以上に大学中にK子ちゃんの話が蔓延していて、さらに他大学の人にもこうやって知れ渡っていくんだ…と衝撃を受けました。

恋人も苦しむ。

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K子ちゃんには、AVに出た後に彼氏ができたようです。その彼氏は「AVに出た過去があってもいいから」と言って付き合い始めたそうなのですが、

「やっぱり自分の彼女がAVに出て、裸になってる動画が世の中に出ているのは耐えられない。苦しい。」

ということで後々別れてしまったそうです。

 

やはり恋愛にもかなり悪影響が出るのだな…と、聞いている私まで苦しくなりました。

一度世に出回った動画は一生消えない。

彼女がAVに出たのは10年前です。しかし、一応確認してみたらAmazonでもまだ取り扱いがありました。中古でも販売しているようです。

 

さらに、DMMのような動画配信サイトでも未だに配信しているようでした。恐らく彼女の動画は世の中から一生消えないでしょう。

AV以外でも。デリヘルとピンサロ嬢も病む。

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AVではないですが、同じ性バイトの話です。

 

大学時代の知人にピンクサロンでバイトをしている子デリバリーヘルスのバイトをしている子がいました。

私は性サービスをやっている女の子に、「そんなことしちゃだめだよ!」と、言う気持ちは無いのですが、

 

彼女たちの共通点は、

・目が死んでる。眼力が無く、斜め上をぼんやり見ている感じ。
・病んでる。(「誰か私を愛して」「気持ちが満たされない」…という発言が多い。)
・覇気が無い。雰囲気も歩き方も、ふわふわフラフラしている。
・短時間で大金を稼いでも「稼いだお金?うーん知らないうちに使っちゃった~。」と、お金の使途が行方不明。

でした。

 

ピンサロの子に関しては、友達に打ち明けて相談したら、彼氏に言われてしまい、彼氏と別れることになったこともあったそうです。

 

性サービスをやるから病むのか、病んだから性サービスに走るのか分かりません。ただ、私が知っているのは2人だけですが、性サービスをする女の子に対してあまり良いイメージは受けませんでした。

潔くいられないなら、絶対に手を出しちゃだめ。

その職業に誇りを持って、潔くいられるなら、そういう職業のプロとして良いと思います。

 

例えば、私はコミックエッセイ漫画家の沖田×華さんが大好きなのですが、自分がやりたいと思って、誇りを持って楽しくやっている姿はとても素敵だなと感じました。

(沖田×華さんの著作、全部面白くて、読むたび驚きます…!格が違う…!!)

 

でも、周囲の人に言いにくいくらい、その職業に後ろめたさがあるなら、絶対に安易に手を出してはいけません。良いことが全くありません。

 

AVに出演したKちゃんのように、噂はいくらでも流れていきます。

AV出演をしたKちゃん、その後。

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ちなみにAVに出たというKちゃんですが、私はそれっきり会っていません。

 

しかし人づてに聞いた話では、その後、

「私はアトピーのコンプレックスが強すぎて、その結果AVに出てしまった」

「自分と同じようにアトピーに苦しむ人を助けたい」

と、大手製薬会社に就職したそうです。

 

Kちゃんの今後の活躍を陰ながら応援しようと思いました…。

多分もう会う機会は無いと思うのですけど。。

まとめ。後悔しかない。女の子は安易に性バイトに手を出しちゃだめ!

女の子は、

「稼げるから」

「お金が欲しいから」

「スカウトされて嬉しかったから」

「友達がやってたから」

「なんとなく」

なんて安易な気持ちで性バイトに手を出してはなりません。

 

今後の人生が簡単に壊れてしまいますよ。