アダルトチルドレン克服に効果的なことのひとつ。

 

それは、毒親への執着を捨てることです。

「親から愛情が欲しい」

「毒親が憎い」

「毒親のせいで、自分はこんな辛い思いをした」

などなど。

 

全部、捨てましょう。

【補足~初めてこのブログを読む方向け~】
私は、今では毎日前向きに幸せいっぱいに過ごしています。しかし、私の母は、心理的虐待を行う毒親でした。私は、毒母から受けた四六時中続く罵倒などによる心の傷に苦しみ、生きづらさを抱えるアダルトチルドレンになったものの、26歳の時に克服した、という経緯があります。▶詳細はこちら

目次

毒親から、欲しい愛情は得られない。

普通の子どもが求めるような真っ直ぐな愛情は、毒親からは得られません。

求めることは諦めましょう。

 

もし、自分が毒親に何か働きかけることで真っ直ぐな愛情が受けられる程度の毒親だとしたら、今まで悩むことはなかったはずです。

知人で同じくアダルトチルドレンの方が「毒母からの愛情は諦めた。」と言っていて、正しいなと思いました。

 

得られない物を期待して求め続けると、苦しくなるばかりです。

アダルトチルドレンを克服したいと思うなら、腹をくくって、すっぱり諦めるのが賢明です。

アダルトチルドレンになってしまったことは、変わらない。

毒親の元に生まれてきたことを嘆いても、アダルトチルドレンになってしまったことは変わりません。

 

私も、

「そんな簡単に諦められるわけないじゃない。」

「なぜ普通の親の元に生まれてこれなかったんだろう。」

「どうして苦しい思いをさせられなきゃいけなかったんだろう。」

と、何年も悩みました。

 

でも、そんなこと嘆いても、苦しい状況は変わりません。

「嘆けば、過去のトラウマが無くなる」なんてことはないのです。

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毒親に執着し続けると、幸せな未来が創れない。

恨んだり、憎んだり、過去にとらわれたままでは、新しい素敵な未来が創れません。

 

恨むことで自分が幸せになれるのなら、恨むべきでしょう。

しかし、過去に執着したままでは、未来に目を向けることができません。

幸せな未来を創る足かせになります。

 

過去ではなく、未来を見る意識をしましょう。

「じゃあどうしよう?」を考える。

毒親に執着し続けても、苦しい状況は変わりません。

前記事にも書きましたが、「じゃあどうしよう?」を考えましょう。

 

私も、何年も毒親や自分がアダルトチルドレンであることを嘆いたし、気持ちを切り替えるのは本当に大変でした。

 

でも、「これから幸せになるために、じゃあどうしよう?」と考えると、気持ちが未来を向きます。

過去のことを考えても、変えられないので苦しいままです。

未来は、過去と違って変えることができるので、気持ちが少しラクになります。

 

私は、「じゃあどうしよう?」と考えるクセが定着すればするほど、肩の荷が軽くなっていきました。

アダルトチルドレン克服がしんどいときは、「毒吐き集中タイム」を作ろう。

毒親への執着を一旦全部諦めて、心のケアをしてあげるのが、アダルトチルドレン克服への一番の近道です。

参考記事:実践アダルトチルドレン克服法!私が26歳で克服した方法を簡単なワークにしたよ。

 

とはいえ、前ばかり向いてられないときは、必ずあります。

 

そういうときは、「毒吐き集中タイム」を作りましょう。

 

毒親に対する恨み、怒り。

自分が抱える生きづらさに対する、苦しみ、悲しみ。

思い切って、それらを考えまくってひたる時間を作るのです。

 

「今日は1日、毒親を恨みまくろう。」

「今から○時間は、悲しみと生きづらさにひたりまくろう。」

「弱音を吐きまくろう。」

「バイオレンスな映画を見ながら、心の中で毒親を刺しまくってやる!!」

「ノートに『毒親死ね』って書いて、1冊埋め尽くしてやる!!」

 

自分の頭の中の想像や、紙に書き出す範囲なら、どんなに物騒でとんでもないものでも、オールOKです。

毒を吐き出しまくりましょう。

毒親への執着を捨てるための、おすすめ本。

「対人関係」、「お金」、「仕事」など、あなたの人生観を180°ぐるりと変える、魔法のような実用エンタメ小説。

読みやすい小説形式で書かれている、人生本です。

人間には嫌なことを考えるクセがある。

「それなら、どうしたいの?」ときくだけで、人間は嫌なことを考えるのを止める。これだけでも、素晴らしい方向転換じゃ。

(略)

悩んだらすぐに悩むことをやめる。

毒親に執着をし続けて苦しい渦の中にいるような状態から、ぱっと抜け出す考え方が満載です。おすすめ!

アダルトチルドレンを克服すると、毒親を自然に許せるようになる。

アダルトチルドレンを克服すると、毒親を自然に許せるようになります。

 

今は無理して許そうとしなくて大丈夫です。

つらい思いをして、無理して許す必要はありません。

 

許すことは一旦忘れて、幸せな未来を作ることに集中しましょう。

 

まとめ。

ブレない自分の軸を持ち、自分の人生を生きましょう。

すると自然と、毒親も過去の傷も自分も他人も全部許せるようになる日が来ます。

 

「許せない」というのは、その人や、その人にされた過去の出来事が、自分の幸せを脅かしている、ということなのです。

それがあると自分の幸せが傷つけられるから、許せないし、執着し続けてしまいます。

 

「許す」というのは、そういうものがあっても、自分が幸せに生きられる、という余裕があればできるようになります。

 

とりあえず、まず、自分を不幸にするものを、全部手放しましょう!

親に感謝できなかった私が、産んでくれてありがとうと思えた方法7つ。

私は「親を殺したい」気持ちが、無くなった。[毒親が憎いと苦しんでいる人へ]

 

▼私がアダルトチルドレン克服でお世話になった本はこちら。是非読んでください!