アダルトチルドレン克服の上で、一番重いのが過去のトラウマを浄化することだと思います。一番重要で、一番キツくて、一番えぐい工程だと思います。
私がやって、一番効果があったトラウマ浄化方法を書きます。ちなみに個人的に、トラウマは克服というより、浄化・解毒という気持ちです。
【補足~初めてこのブログを読む方向け~】 私は、今では毎日前向きに幸せいっぱいに過ごしています。しかし、私の母は、心理的虐待を行う毒親でした。私は、毒母から受けた四六時中続く罵倒などによる心の傷に苦しみ、生きづらさを抱えるアダルトチルドレンになったものの、26歳の時に克服した、という経緯があります。▶詳細はこちら |
目次
トラウマは浄化しない限り、一生につきまとう。
トラウマは、ひとつひとつ浄化していかないと、ずーっと自分の人生につきまといます。
トラウマを負うほどの経験は、何年たっても忘れられなかったりします。
私は、毒母から「このブス!!ブス!!」と罵倒されていたときの光景が、10年以上経った後でも恐怖感と一緒によみがえってくることがよくありました。
過去に体験したトラウマのことをしょっちゅう考えていたり、そのイメージが頭に浮かぶなどして、振り払おうとしてもなかなか振り払えなかったり、その夢を見たりフラッシュバックが置きたりして、過去のトラウマを心の中で再体験する。
また、毒親にされたことに対する恐怖は癒えていても、人間関係で悩んでしまうこともあります。
自分に自信が持てなかったり、過度に人に依存してしまったり、人と関わるのが怖かったり。アダルトチルドレンの場合、その根っこには、毒親から受けた傷によるトラウマがあります。
トラウマを浄化するには、辛かった気持ちを認めること。
トラウマ浄化をするには、まず、「辛かった」という気持ちを認めることが必要です。
私は、毒母に四六時中罵倒し続けられていました。そのうちある時から、「いつものことだから」と何も感じてないと思い込んでしまっていました。でも、罵倒されて、何も思わないわけがありません。単に「辛い」という気持ちにフタをして、自分を守っていただけなのでした。
できるなら過去のトラウマなんぞ、直視なんてしたくないと思います。でも、まず感情のフタを全部取っ払って、「辛かった」という気持ちを認めましょう。
辛かった感情を、とにかく吐き出す。
「辛かった」という気持ちを認めたら、次は、辛かった感情を、とにかく吐き出しましょう。
一番おすすめは、紙に書いて吐き出す方法。
私が一番おすすめなのは、紙に書く方法です。一番、隅々まで吐き出した感があります。
- 紙に書き出す(一番おすすめ)
- ブログに書く
- ツイッターに書く
- 信頼できる人に話す
どの方法でも大丈夫ですが、自分が一番すっきりする方法を選びましょう。
毒親に「されたこと」ではなく、「感情」を吐き出す。
毒親に「されたこと」という”事実”ではなく、その時に感じた”辛い感情”を吐き出す必要があります。
「××の時に、○○されて苦しかった」
「○○と言われて、辛かった」
などなど、思いつく限りぜーーーーーーんぶ、とにかく吐き出しましょう。
私も、
「罵倒ばかりで、優しい言葉をかけてくれることなんて一度も無かった!!!死ね!!!」
「いつも冷たくされ続けて、苦しかった!!!」
「弟には優しくされていたのに、私には全然優しくしてくれなかった。えこひいきばかりで、辛かった!!!」
などなど、沢山書きました。確か「死ね」はノートいっぱい書きました。
泣いたり叫んだりするくらい、感情を吐き出しきることが大切。
泣いたり叫んだりするくらい、当時の気持ちを思い出して、感情をさらけ出して、吐き出しきることが大切です。特に涙にはストレスをすっきり洗い流す効果があるので、効果バツグンです。
無感情にサラサラと書いたとしても、トラウマ浄化はできません。うわべだけで過去の出来事をなぞっているだけで、感情が吐き出されていないからです。辛くても、トラウマに向き合って、全部吐き出しましょう。
人によって、必要な期間も、吐き出す回数も、まちまちだと思います。でも、全部吐き出しきった時には、トラウマからだいぶ解放されて、前よりもラクになっているはずです。
私は現在のブログを始める一年前に、少しだけ毒親育ちブログを書いていました。
しかし、そのブログに辛かった毒親エピソードを書いた覚えはあるのですが、今は内容がすっかり頭から抜け落ちてます。
ブログに書いたことで、感情が吐き出され、トラウマが浄化されたようです。
アダルトチルドレン克服シート
アダルトチルドレン克服シートを作りました。是非印刷して使ってみて下さい。
まとめ。トラウマは、吐き出して、解放して、浄化してあげてましょう。
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▶心のもやもや解消!仕事も人間関係もうまくいく簡単”3分間日記”。
▼私がアダルトチルドレン克服でお世話になった本はこちら。是非読んでください!