アダルトチルドレン克服中、私は病み系の音楽とは距離を置いた。

私は、アダルトチルドレン克服中は、病み系の音楽とはできるだけ距離を置いていました。

目次

アダルトチルドレン克服中、病み系の音楽は聞いて良いもの?

先日、ご質問を頂きました。

明るい音楽が心に響かない精神状態の時は、病み系の音楽で自分の気持ちを慰めるのもありですか?

中学生の頃、どうしようもないくらいの絶望感を椎名林檎ちゃんのCDを大音量で流しながら大声で歌って発散することで、何とか今迄生き延びたので…。

 

結論、私は、

「つらくてどうしようもないときは、一時的に病み系の音楽で心を癒やすのはアリ!」

「でも、アダルトチルドレンを克服するまでは、BGMのように日常的に聞くのはできるだけ控えるのがおすすめ」

です。

 

趣味は人それぞれあると思います。

でも、自分の軸がグラグラしている人がダークな物に囲まれていたら、簡単にその波長にずるずる引きこまれてしまいます。

ALI PROJECTさん、椎名林檎さん他。私も病み系の音楽は大好きです。

私も病み系の曲で大好きなものはあるし、特にALI PROJECTさんはライブにも行くくらい大好きです。

(椎名林檎さんは、本能、カリソメ乙女、迷彩などが好きでした。)

死への願望や、生きることへの苦しみを代弁して貰っているようで、何度も聞いて心を癒やしていました。

 

しかしある日、

「あれ?なんか聞き終わった後に、気分がどす黒くなってる気がする…」

と感じる自分に気づきました。

 

最初は今にも死にそうなくらい毎日つらかったので、病み系の曲を聞くことで、気持ちがほぐれて、気分が良くなっていました。

が、しばらく聞いて癒やされたら、今度は曲のダークさに心を持っていかれて、気分が悪くなってしまうようになりました。

 

心が健康な人が、病み系の音楽を聞いて楽しむのは全然問題ないと思います。

「つらすぎて今にも死んでしまう…」と思う人が、「一時的に」病み系の音楽で癒やされるなら良いと思います。

 

ただ、アダルトチルドレン克服中など、軸がブレやすい状態のときに、「日常的に」聞いたり、BGMのように流したりするのはおすすめできません。

自分の軸がブレやすいので、簡単にダークな方に持っていかれて、心のケアが進みにくくなってしまうからです。

 

アダルトチルドレン克服前の私は、軸がブレブレだったので、簡単に飲み込まれてしまう状態でした。

 

「このままだと気分が良くて、ダークな気分から抜けられなくなってしまう…」

「ダークな気分にひたると気持ちが良いけど、つらい現実は何も変わらない…」

「今病み系の曲にひたりすぎるのは、マズイ!」

と思って一旦音楽プレイヤーから削除をしました。

(今は心が健康になったので、再登録しました。今は健康的に楽しんでいます。)

参考記事:毒親の母を持つ私が、26歳でアダルトチルドレンを克服した14の方法。

誰かに自分の心の傷を共感してもらえると、ほっとするもの。気持ちが浄化される。

生きづらい気持ち、死にたい気持ちは、誰かに共感して貰えると「ほっ」とするものです。

逆に、仲良しの友達にポカーンとされてしまったり、カウンセラーさんでさえ共感して貰えなかったりすると、歯がゆくなって、フラストレーションが溜まったりします。

参考記事:生きるのが辛くても死にたくても、自分を助けられるのは自分だけ。

 

実際に会話ができる人でなくても、自分の気持ちを代弁してくれる歌詞を聞くだけでも、

「理解してもらえた」

「共感する」

「わかる」

と、気持ちが解れていき、浄化されるものです。

また、その歌詞と同じ波長のメロディもついていて、さらにひたれます。

 

特に気持ちが癒されたのが、これらの歌詞です。

愛なんて羽根のように軽い

(略)

愛なんて鎖のように重い

掲げる毒杯この生は満ちても

焦がれる死の夢は流れ着く

人は踊り疲れた人形

(略)

流れる涙はもう枯れ果て

好き…!!笑

他にも、RADWIMPSの「おしゃかしゃま」という曲を、薄暗い部屋でずーーーっとリピートして聞いていたりしました。

カラスが増えたから殺します

さらに猿が増えたから減らします

でもパンダは減ったから増やします

けど人類は増えても増やします

ダークなメロディと病んだ歌詞にどっぷり浸ると、とても心地良い気分になりました。

アダルトチルドレン克服中の、病み系の音楽のおすすめの聞き方。

病み系の音楽は、時間を決めて集中して聞く。

「今はダークな世界に浸る!!今から◯時間聞く!!」

「今日は一日ネガティブに浸る!!」

と、決めて聞くのがおすすめです。

集中してこれでもかというほど聞くことで、逆にダークな気持ちがやわらぎます。

 

好きなアーティストさんの曲をまったく聞かないというのは、しんどいと思います。

 

でも私の場合は、日常的にBGMのように聞き続けてしまうと、自分の波長が曲と同じダークな波長に合ってしまう感覚になりました。

一時的に病み系音楽にどっぷり浸って、それ以外のときは自分の波長を上げるために明るい曲を聞くようにすることで、「病み系音楽の癒やし」と「ダークさに心を持っていかれないこと」の一挙両得ができました。

無理やり明るい曲を聞きつづけて、自分を洗脳する。

病んでいる時は、明るい曲を聞くのがしんどいかもしれません。

しかし、そこをあえて、無理やり明るい曲を聞きまくるのも、個人的にはおすすめです。

 

アダルトチルドレンを克服する前の私は、簡単に影響をされて軸がブレていたので、この方法は効果がありました。

最初はうっとうしい気持ちになりますが、ずっと聞いているとだんだん洗脳されて、明るい気分になっていきます。

結構荒療治なので、人を選ぶと思います。「明るい曲を聞きつづけたけど、明るさに洗脳されない…さらにしんどくなった」という人には、おすすめしません。

 

私が当時無理やり明るくなるために聞いていた曲はこちらです。

当時はアニソンばかり聞いていたので、アニソン好きじゃない人にはまったく響かないと思いますが、一応置いておきますw

アニメ涼宮ハルヒのED。「面白いものは、自分で探しまくるのよ!!」というスタンスが溢れています。歌詞もメロディも元気いっぱいポジティブです。

気持ちが落ちた時には、拒否反応を感じても何百回とひたすら聞いていました。

アニメも原作の小説も面白かった。。。

 

アニメけいおんの曲全般。メロディがどれもノリノリです。おすすめ!

アニメは見てないのですが、曲だけでも好きになれました。

 

AKBの結構前のシングル。「勇気を出して言おうよ。黙っていちゃそのままさ。」など、歌詞がポジティブです。

 

ももクロは、曲を聞くよりDVDなどで踊っている姿を見るのがおすすめです。元気いっぱい、笑顔いっぱい、エネルギーいっぱいで、パワーを貰えます。

 

ちなみに最近は、BABYMETAL(可愛い)、Kalafina(癒される)を聞いています。

まとめ。病み系の音楽は、聞くなら時間を決めて適度に。

自分の軸がブレなくなるまでは、病み系の音楽は時間を決めて適度に、それ以外は少し距離を置くのがおすすめです。

何はともあれ、無理せず!

 

▼私がアダルトチルドレン克服でお世話になった本はこちら。是非読んでください!