「友達が欲しい」と悩んだことはありますか?
私は一時期かなり悩みました。
私は大学生になるまでは、「毎年クラスで誰か1人、新しい友達に出会う」「深く狭い付き合いが好きだから友達は多くはないけど、親友は誰かしらいる」という感じでした。
今も変わらず、「浅く広い」付き合いは苦手ですが、「狭く深い」付き合いは得意です。
しかし、大学の1~2年は仲良い友達が全くできなくて、ものすっごく悩みました…!
とりあえず、語学が一緒の5人グループでつるんではいました。でも全然気が合ってなくて、話す度にお互いイライラしている状態でした。
またその時期はバイト先でも気が合う人がおらず、合わない友達と関わってぐったりしている状態でした。
不思議すぎたので、友達がいた時期と、いない時期を比べてみました。その後、気が合う友達ができるメカニズムをなんとなく理解して、今では気が合う友達に恵まれるようになりました。
よく、
「友達ってどうやって作るの?」
「自分は友達が少ない」
という声を聞くので、自分の成功体験・失敗談を振り返って、私なりにまとめてみました。
「友達の作り方」でお困りの方の参考になれば!
目次
友達を作ろうとしない。
友達を作るには「友達を作ろうとしない」ことが大切です。
友達を作ろうとしているのに、まるで反対の行動に見えますね。
本当の友達は「作るもの」ではなく、「気づいたらそばにいるもの」です。
「友達」は、友達になる前にどこかで接点をもち、知り合います。たとえば、
- クラスやサークルで一緒だった。
- 会社が一緒だった。
などなど。そして、その後、何度か会ううちに、
「なんか意見が合うな」
「居心地が良いな」
「もっと話したいな」
とお互い感じたら、その先のステップに続いていきます。そして、
「気づいたらよく一緒にいるようになってた」
というのが友達なのです。
つまり、「意識して友達になろうとする」と「自然と一緒にいる」という流れに逆らうことになるのです。
たとえば、自分の意見を曲げて相手に合わせていたり、あまり一緒にいて楽しくないのに誘いを断らずに会いつづけていると、自然な流れに逆らうことになります。
そういった無理を一切しないこと、お互いが自然に一緒にいたいと感じて一緒にいることが、大事です。
私は大学生のときに、合わないグループと長期間つるんでしまっていました。それは、
「自分がうまく合わせられれば、誰とでも仲良くなれるはず!」
という、気持ちからでした。結果、
「合わない人にむりやり合わせて、お互いにどんどん苦しくなっていく」
という状態を生んだだけでした。
頑張ることなく、自然と一緒にいたくなる人と一緒にいましょう。
合わない人とつるまない。
少しドライかもしれませんが、
「なんか合わないな」
「あまり親しい友達にはならなそうだな」
と感じたら、その人・そのグループとは会う回数を減らしましょう。
無理に拒絶する必要はありません。「会ったら笑顔で世間話ができる程度の知り合い」でいれば良いのです。
友達は、とにかく誰かと仲良くして、友達に「格上げ」していくものではありません。
「気が合う人とうまく巡りあう」「発掘する」「お互いに発見し合う」という気持ちでいるのがコツです。
「合わないな…」と思う人は、自分がどうにかすれば友達にすることができる、というものではありません。
気が合わない人はいつまで経っても合わないし、それ以上の関係に進むことはないのです。もし気が合うようになったとしたら、それは自分か相手に何か変化があって、波長が変わり、かみ合うようになったときです。
なので、特定の人・グループに固執はしないようにしましょう。「合わないな」「友達ってほどの友達にはならなそうだな」と感じたら、別の縁を探しに行きましょう。
私は、大学でつるんでいたグループとは、はじめは相談して同じ授業をあえてとっていたのですが、他にとりたい授業があったため、そちらをとるようにしました。
すると、会う回数が減ったため、関係が悪くならないまま、自然と距離が離れていきました。
自分の意見を持つ。
自分の意見を持ちましょう。とっても大切です!
自分は何が好きなのか、
何に興味があるのか、
わいわいするのが好きなタイプなのか、
大人しく過ごすのが好きなタイプなのか、
などなど。
友達というのは、お互いが同じ価値観や、共通点に惹かれあうことで、引き合っていきます。だから、自分の意見を持っておくことが大事なのです。
とはいえ、そんな小難しいものでなくても大丈夫です。例えば、
「レーズンサンドの、クッキーの部分がなんかしんなりしてるとこがすき。」
とか、そんなものでいいのです。ちなみにこれを友達に言ったところ、
「分かってるねええーーー!!!!w」
と言われ、とても話が弾みましたw
取るに足らない、小さいことですが、こんなことでいいのです。
自分の意見を、自分で分かっているようにしましょう。そしてそれを、言葉で伝えましょう。
言葉で正しく伝えられるようにする。
言葉はとても大切です。
例えば、体調不良のときに遊びに誘われて、断ったとします。そのときに、
A:「行かない!」
と言うか、
B:「ごめんね、行きたいんだけど、体調が悪いから今日は家で休むね。体調が良くなったら、一緒に行こ~!」
と言うかでは、印象が全然変わりますよね。
本当はBの気持ちだったとしても、Aの言い方をしてしまったら、相手には正しい気持ちを伝えられません。相手にも、悲しい思いをさせてしまうでしょう。
正しく伝えることは、とっても大切です。
自分がどういう人間か周りの人に言うこと。
自分がどういう人間か、周りの人に言ったり、発信するようにしましょう。
知り合いが言っていて面白いなと思ったのが、「恋のSEO対策♡」という言葉です。若干ミーハーなのですが、すごく的を射ているのです。
簡単に言うと「自分と合う人に、自分を見つけてもらうために、自分のことを分かりやすく発信すること」です。
その子は、
「私は、ネコ、野球、音楽が好きだから、その3つの要素をアピールするの!そうすると男子じゃなくても、知り合いが増えたり、野球サークルの人を紹介してもらえたりして仲良い人の輪が広がっていってるんだー!」
と言っていました。
確かに、
ネコ好きさんが「◯◯ちゃんはネコが好き」と知ったら話しかけたくなるでしょう。
野球好きの人が「◯◯ちゃんは野球が好き」と聞いても、話しかけたくなるでしょう。
自分と気が合う人に見つけてもらうためにも、
「自分はこんな人間だよ!」
「自分はここにいるよ!」
と発信すること、とても大切です。
本当に好きなことをする。
自分が本当に好きだと思うことをしましょう。
私は以前、友達を増やしたくて、社会人写真サークルに入ったことがありました。
・出会いを増やしたい
・カメラはまあ好き
・「趣味がカメラ」ってなんかオシャレ(打算的)
という理由からでした。しかし、全く結果につながりませんでしたw
私はカメラに対して、「まあ好き」程度の温度感でした。でも、カメラサークルに入る方々は、わざわざサークルに入るくらいですから熱狂的なカメラ好きさんばかりだったのです。
カメラの機種は?
レンズの種類は?
あのメーカーから最新機種が来月出るよ!
などなど、マニアックな話がたっくさん飛び交います。でも私は、そういった話についていけないどころか、全く興味が湧かなかったのです。
サークルの方は優しい方ばかりでしたが、あまり話が合わずに終わってしまいました。
しかし、その数年後、今度は漫画『弱虫ペダル』に感動して、ロードバイクに大ハマリをしました。
今度は打算的な理由はなく、
・ロードバイク買った!
・楽しい!
・誰かと一緒に走りたーい!
という気持ちで、ネットで見つけた社会人ロードバイクサークルに入りました。
すると、驚くことに、友達の輪がかなり広がったのです!
話も合うし、気も合うし、一緒に泊まりがけで遊びに行くほどの友達がたくさんできました。
写真サークルとロードバイクサークルを比べて、「自分の気持ち次第で、こんなにも変わるんだ」とびっくりしました。
自分の気持ちに素直に生きること、大事ですよ!
本音で話す。
本音で話しましょう。
- 思っていることはちゃんと伝えること
- 思っていないことは言わないこと(お世辞など)
これらも、とても大切です。
本音を話すことで、離れていく人がいるかもしれません。でも、それは合わない人がふるいにかけられただけです。悲しむよりも、むしろ、
「その人は、本当に合う人のところに行けるね!良かった!」
と思って良いのです。
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あなたが成長した、変わった、といった理由で離れていくような人は、本当にあなたを思っている友達ではありません。
まとめ。
「このワザを使えば、その日のうちに友達デキター!」
といったような、即効性があるワザではありません。でもこれが真理だと思うのです。
ぜひ長い目でこの方法をやってみて下さい。絶対に周囲の友達関係が変わりますよ!
輪のメンバーから嫌われたからといって、恐れているような実害など存在しないのだ。