「自信が無い」
「ありのままの自分なんて価値がない」
「人より劣ってる」
と思ってしまう皆さんへ一言。
自分をディスる考えに対してだけ、自信満々過ぎてませんか!!
私も自信が無かった人間なので、自信が無くて苦しい気持ちはとっても分かります。自分のダメな部分が見えて「あーあ」という気持ちも分かります。
とはいえ、
自分へのネガティブイメージだけ自信満々なのは、ただの思い込みな上に、苦しみ損ですよ!
というお話です。
目次
「自信満々!」も「自信が無い…」も両方とも一種の洗脳。
自信というのは、優れていればいるほど持てるものではありません。
例えば、テストで50点とって、
「50点もとれた!俺天才!」
と感じる人がいれば、
「50点しかとれなかった…自分はだめな人間…死ぬしかない。」
と感じる人もいます。
50点とれたかではなく、それをどう感じるか、によります。
つまり、自信というのは、「どれだけ優れているか」ではなく「物事をどれだけポジティブにとらえることができるか」なのです。
これは生まれ持った性格や、育った環境などからきています。物事を見るその人それぞれの「色のついたメガネ」のようなものです。つまり、自信というのは、思い込みや洗脳と似た、根拠が無いものなのです。
「自分に魅力がないから、気持ち悪いと思われた。それで目をそらしたんだ」
これに対して、同じことが起きてもまったく違うことを考える人がいます。
「俺に魅力があったから、照れて目をそらしたんだな。(略)」
人には長所も短所もある。見方次第で印象は変わる。
同じ事柄でも、見方によって、かなり印象は変わります。
物事には、良い面と悪い面があります。当然、人にも良い面も悪い面もあります。
例)
神経質←→きちんとしている
おおざっぱ←→大らか
能天気←→ポジティブ
ネガティブ←→慎重
物事が変化したのではありません。
同じ事柄でも「どうとらえるか」によって、印象はかなり変わるのです。
自信満々、自信が無い。どちらも強く思い込みすぎるのは危険。
見方が変わると印象がガラッと変わるほど曖昧なものを、一方の見方だけから強く決めつけすぎるのは危険です。
なぜかというと、視野が狭くなってしまうからです。視野が狭くなると、良い意見が耳に入らなくなってしまいます。
例えば、自信が無い気持ちが強すぎて、
「自分はネガティブで暗い人間だ…」
と思い込んでいても、他の人からは、
「慎重できちんとしていて信用できる人^^」
と好印象に思われているかもしれません。
勿論、人の意見が全てではありません。でももし、折角自分の気持ちが楽になる意見があるのに、思い込みが強すぎてスルーしてしまっていたのなら、もったいないです。
逆に、自信満々すぎて、
「自分はポジティブな人間!」
と思い込んでいても、他の人からは、
「能天気で危機管理能力が無さすぎる人…。」
と悪い印象を持たれているかもしれません。
他人がどう思うかではなく、自分がどう思うかが大切、という考え方もあるかもしれません。でも、それが段々積み重なって大事故に繋がったりしたら、危険です。
私も自分に自信が無さすぎて、周囲の人が褒めてくれているのに、
「私はできない」「私はそれが苦手」「無理」
と言い続けていたことがありました。思い込みが強すぎて、周囲の言葉が全く耳に入ってこなかったのです。自分の首を自分で締めている感じでした。
「自信満々」と思うことも、「自信が無い」と思うことも、あって良いことだと思います。
とはいえ、見方が変わると印象がガラッと変わるほど曖昧なものを、一方の見方だけから強く決めつけすぎるのは危険です。
「自信満々」「自信がない」、どちらも正反対ですが、強く思い込みすぎると視野が狭くなってしまいます。
まとめ。
「自分に自信が無い」ということ自体は、あってもおかしいものではありません。
でも「自信」というもの自体「色メガネ」のような曖昧なものです。強すぎる思い込みは、自分を苦しめるだけになってしまいます。
自分を無意味に苦しめるのは、やめておきましょうw苦しみ損ですよ!!
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