[アダルトチルドレン克服ワーク3-2]過去のトラウマを浄化する。紙に書き出す。

「アダルトチルドレン克服ワーク」は私のアダルトチルドレン克服法をワーク形式にしたものです。

▶ワーク一覧はこちら

自分の気持ちが分かったら、今度はそれを外に出しましょう。

目次

ワーク

ひとつ前のワーク、「過去のトラウマを浄化する。つらかった気持ちを認める。」で把握した自分の気持ちを、ひとつ残らず心の中から、外に吐き出しましょう。

 

使うのはノートでも、いらないコピー用紙の裏でも、なんでもOKです。

今感じているつらい気持ちを、紙に書いて書いて書きまくりましょう。

 

同じことを10回でも20回でも、心の外に出きるまで、紙に吐き出しましょう。

数日経ったら、また気持ちがぶり返してくるかもしれません。そしたら、また気が済むまで書き出しましょう。

 

私もアダルトチルドレンを克服している最中、

「四六時中罵倒されて辛かった!!!」
「ずっと冷たくされてばかりで辛かった!優しくされたかった!」
「弟ばかり可愛がられて苦しかった!!!」

などを、それぞれ何十回もノートにびーーーっしり書きました。

「死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね」

という言葉だけで何ページも埋まったりしました。

後から見るとホラーです…!でもそれで良いのです。どんどんはき出しましょう。

トラウマひとつひとつに向き合って、辛かったという気持ちを吐き出す作業なので、一番心がえぐられる工程だと思います。私もつらすぎて、吐きそうな気持ちになることもありました。

 

心と身体を思う存分吐き出しましょう。

ポイント

できごとではなく「感情」を吐き出す

書くのは、「できごと」ではなくて「感情」です。

 

×毒母に罵倒されたこと。
◯(毒母に罵倒されて)つらかった。優しくされたかった。

 

「こういうことがあった」と、できごとを客観的にとらえるのは、「思い出してる」であって「吐き出してる」ではないです。

「自分はこう思った」「嫌だった」「つらかった」と、「自分の」「気持ち」に焦点を当てて、吐き出してみてください。

 

もし「イマイチ吐き出せてないな」「ただ書いてるだけのような気がするな」「うわっつらをなぞってるだけのような気がするな」と思ったら、主語を「私は」「俺は」など、自分自身にするのがおすすめです。

書いたものは見直さない

書いて吐き出して心が癒えると、何を書いたか結構忘れます。

でも書いたものを後から見ると、忘れた記憶を掘り返してしてしまうので、あまり見直さないことをおすすめします。

 

書いたら破いて捨てるくらいで良いです。

紙・スマホ・ブログ・TwitterなんでもOK。

紙でなくても、スマホのメモ・ブログ・TwitterなどでもOKです。

ご自身が一番吐き出しやすい方法を使ってください。

良い気分になるならやる。つらいだけならやらない。

このワークは、ガンの摘出みたいなものです。「手術はキツイけど、やればスッキリ」、みたいな。

 

つらかった気持ちに向き合う作業はしんどいですが、「悪いものを外に吐き出すことで、最終的に気持ちをすっきりさせる」ためのワークです。

 

紙に書き出すことで、

  • 癒やされる
  • ほっとする
  • すっきりする
  • 気分が良くなる
  • あたたかくなる
  • 気持ちを理解してもらえた気分になる

などなど、何かしら良い気分になるなら、ぜひやってください。

 

逆に「心をグサグサ刺して、えぐって、ただつらい気持ちになってるだけだな。」と感じるなら、このワークは飛ばしましょう。

どんなことでも書いていいの?

何でも書いてOKです。

ポイントは、上に書いたように「気分が良くなるかどうか」です。

 

再度大きく書いておきます。

「気分が良くなるかどうか」です!!!

 

 

このワークの目的は「心の癒やし」です。

 

アダルトチルドレンさんは、過去の出来事で傷ついていることが多いので「過去のつらかった気持ち」を認めたり、吐き出すと、心が癒やされやすいと思います。

ただ、それ以外でも、気分が良くなることがあるなら、何でも書きまくりましょう。

 

つらかったことだけでなく良いことでも、過去のことだけでなく今のことでも、何でもOKです。

 

  • 本当はこういうことが好き(好きだった)。
  • こういう服を着たい(着たかった)。
  • 自分が嫌い。自分のことをもっと好きになりたい。
  • 今の職場のAさんが嫌い。Bさんと仲良くしたい。
  • このアーティストが好き。
  • 気になってたあの国に行きたい。

などなど。

 

つらいことを吐き出すとスッキリします。

嬉しいことや好きなことなど、良いことは、吐き出すと内側からエネルギーがわきます。

 

いずれにせよ、自分の本音の本音を、自分自身が分かってあげる行為なので、癒やしになります。

ワークテンプレート

【1】過去の気持ちを、紙に書いて吐き出しましょう。

【2】やってみた感想。

書き方例

(参考:克服前の2014年の神山)

【1】過去の気持ちを、紙に書いて吐き出しましょう。

【2】やってみた感想。

怒りと恨みが沸いて、頭がカーッと熱くなりながら書きなぐった。ひととおり終わった後はやる前よりもすっきりした気がする。

でも、少ししたらまた怒りがフツフツと湧いてきたので、何度か繰り返す必要がありそう。

2019/09/13追記

アダルトチルドレン克服中、トラウマを浄化する作業がほんとうにしんどかったので、私はボディートークを習得しました。

ボディートークは、つらかった感情を直視し続けなくても、比較的早く楽にトラウマが解消できる療法です。

 

「アダルトチルドレン克服ワークをやるのがつらい」という方には、心の底からおすすめします。

次のワークはこちら。

次のワークはこちらです。

[アダルトチルドレン克服ワーク3-3]過去のトラウマを浄化する。声に出す。(エンプティチェア)