仕事であれ、恋愛であれ、人間関係であれ、
「他の人と、自分を比べて、ヘコんでしまう…」
「うらやましいなあ…それに比べて自分は…」
そう思ったときは、少し視点を変えると気持ちが楽になります。
目次
人によって、幸せの種類が違うことを理解する。
持っている幸せも人によって種類が違います。他の人を見て「うらやましい」と思ったら、
「その幸せって自分がほしいもの?」
と自分に問いかけてみましょう。
「うーん…それはいいやw」「将来的にはいいけど今はちょっと…」と思うかもしれません。望んでいない幸せは寄ってきません。寄ってこない状態でよいのです。
例えば私の場合。facebookなどで「子どもが産まれました!」という記事を見ると「子どもいいな~」と思います。でも、私自身今すぐ欲しいかというとちょっと疑問です。
また、前職の同期から「マネージャーになった!」と聞き「出世してうらやましいな~」と思うことがありました。でも、実際に自分がそのポジションになるのを想像すると「それはやだなw」と思うのです。私はエキスパートタイプなので、マネジメントはしたくないのです。
そういった場合は「うらやましい」と思うより、もっと他の自分が欲しい幸せに目を向けたほうが良いわけです。
人によって、いるステップが違うことを理解する。
人それぞれ、いるステップは異なります。例えば、Aさんは仕事で学びを得る時期でも、同じ時期にBさんは恋愛で学びを得る時期かもしれません。
Aさんは、Bさんを見て
「恋人がいていいなー。それに比べて自分は、仕事ばかりで恋人がいない…。」
と思うかもしれません。
逆に、BさんはAさんを見て
「仕事がうまくいっていていいなー。それに比べて自分は、恋人はいるけど仕事がうまくいってない…。」
と思うかもしれません。
人それぞれ、性格もばらばら、得意不得意もばらばら、学ぶことも学ぶ時期もばらばらなのです。
違うステップにいる、他の人の良い部分だけを見ていないか、客観視してみるのもオススメです。
その人の背景の苦労を想像する。
「うらやましい」と思うことがあったら、その人がそこに至るまでの苦労も想像するのも大切です。
例えば、私の知人に英語とドイツ語がペラペラな女の子がいました。その子は中学・高校生のときにドイツに住んでいて、インターナショナルスクールに通っていたようです。私は彼女に
「うらやましいな~私はTOEIC○点しかないよ~」
と言っていました。でも、彼女は「言葉が通じなくてほんとうに辛かった」と、ぐったりした顔で言っていました。
この場合など、「英語とドイツ語ができる」という部分だけ抜き取るのではなく、当時の辛さも想像したほうが良いわけです。
隣の芝は青い。
つい、隣の芝は青く見えてしまいます。
人は、苦労話や辛い話より、楽しい話や幸せな話を多く話します。特にfacebookやtwitterやinstagramなどのSNSでは、基本的に良い話しかアップされないわけです。逆に苦労話や辛い話ばかりアップされていたら、カオスですよね…!
自分から見えてる部分は、あくまで「一部分」ということをいつも頭においておきましょう。
例えば私の友達で、高校時代から30代になった今まで彼女が途切れたことがなく、10年間付き合った彼女と結婚している人がいます。
私はそれをみて「うらやましいな~。なんでそんなに合う人に出会えるんだろう」と思っていました。でも、よく話を聞いてみると関係が冷め切っていて「家庭内別居状態」だそうで、自分がうらやましがってた部分は、ほんとうに一部分だったんだ…!と驚いたことがありました。
あえて「実はフタを開けたら違うんだよ!」と先入観をもつ必要はないですが、自分が知る情報はあくまで一部だと知っておくのがオススメです。
自分が気づいていないことに気づいて、感謝をする。
自分が普段意識していないだけで、恵まれている部分が沢山あるはずです。
・家族がいること
・友達がいること
・恋人がいること
・運動神経
・頭の良さ
・家があること
・働ける仕事があること
・健康であること
などなど
すでに持っている幸せは、すぐに忘れてしまいます。
でも、意識していないだけで、持っている幸せって沢山あると思うのです。
例えば、私の場合は体型かもしれません。背が高めで、細身だったため、今までダイエットをしたことがありません。普段まったく意識していませんが、ダイエットで悩んでいる人や、背の低さで悩んでいる人からみたら、うらやましいかもしれないのです。
そもそもですが、日本に生まれたこと自体幸せだと思います。
夜一人で歩くこともできて、
トラブルがあったらちゃんと警察が来てくれて、
誰でも最低限の生活はできる福祉があって、
安全に寝られる家があって、
仕事が選べて、
普通に恋愛もできて、
みんなパソコンやスマホが持てて。
そんな国、他に数える程度しかないのではないでしょうか。国が違えば、人前で異性と歩くだけで命の危険にさらされます…!
周りの人も日本人だから意識する機会は少ないかもしれません。かなり恵まれているし、それを無視していたらバチが当たりそう、と思うのです。
自分がしてきたことに自信をもつ。
他人には無くて、自分にはあるものもあるはずです。自分が持っているもの、してきたことを数えてみましょう。
他人のプログラミング能力がうらやましくても、自分には営業力があるかもしれません。
他人の恋人がうらやましくても、自分には素敵な親友がいるかもしれません。
他人の社交性がうらやましくても、自分にはコツコツ積み重ねる研究者的なスキルがあるかもしれません。
みんなちがってみんないい、なのです。
わたしが両手をひろげても、
お空はちっともとべないが、
とべる小鳥はわたしのように、
地べたをはやくは走れない。
わたしがからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴るすずはわたしのように
たくさんのうたは知らないよ。
すずと、小鳥と、それからわたし、
みんなちがって、みんないい。
じゃあどうすれば自分は満足するのか?を考える。
じゃあどういう状態になったら自分は満足するのか?を考えるのもオススメです。
もしぱっと浮かばない、という人はこれから作っていきましょう。
でも、「自分がしてきたこと、持っているものはあったけど、あまり納得がいかない。」という場合は、「自分が本当に欲しいものが手に入っていない」のだと思います。
自分が欲しいのは何なのか?
仕事なのか、恋人なのか、人間関係なのか。
「自分はこうなったら幸せだ!」と思える状態をイメージしましょう。イメージができたら、そうなるための行動をしましょう。
仕事で成果を出したい!→成果がでる行動をする。
恋人が欲しい!→恋人ができる行動をする。
友達もう100人欲しい!→100人できる行動をする。
これらが叶ったときには、きっと満足しているはずです。
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まとめ。
まとめです。
- 人によって、幸せの種類が違うことを理解する。
- 人によって、いるステップが違うことを理解する。
- その人の背景の苦労を想像する。
- 隣の芝は青いことを頭に入れておく。
- 自分が気づいていないことに気づいて、感謝をする。
- 自分がしてきたことに自信をもつ。
- じゃあどうすれば自分は満足するのか?を考える。
人と比べるのは悪いことではありません。そのおかげで成長したり、改善点に気づけたりします。
でも、むやみに落ち込まないよう、充実感・満足感を得られるよう、心を整えるスキルもつけちゃいましょう!
▼「自分に自信が無い…」と悩んでいる方はこちらをやってみてください!