身辺整理が終わったら、心の傷を癒やしていきましょう。
目次
ワーク
心の傷を浄化するには、まずつらかったできごとを「自分はつらかったんだ」と認めることが大切です。
「当時の気持ち」を、ひとつひとつ思い出して箇条書きにして、まず自分の中にあるつらかったという気持ちを認めましょう。
つらい気持ちを思い出すのは、結構しんどいかもしれません。
ぜひ無理せず、ゆっくり進めていってください。
普段、周囲の人に優しくされたり、楽しい時間を過ごしているはずなのに、
「なんか寂しい…」
「ふと我に返ると、孤独感を感じる…」
と、満たされない気持ちになってしまう人は、特に重点的に心の傷を癒やしてあげてください。
新しい幸せが入ってきても、うまく受け取れないのは、小さい頃の自分や、過去の自分が傷ついたままだからかもしれません。
つらい気持ちが心の奥底でくすぶったままだと、
「今本当に満たされたいのは、幼少期の自分。小さい頃、もっと親から優しくされたかった。」
と、心がはじいてしまうのです。
新しい幸せを満喫するためにも、心に住み着いているマイナスを取り除いてあげましょう。
また、つらいという気持ちは、気持ちにフタをしたままだと、ずっと自分の中でくすぶったままになります。でも、「つらい」と認めることで、だいぶ楽になります。
ポイント
つらかった「出来事」ではなく、つらかった「感情」に注目しましょう。
×毒母に罵倒されたこと。
◯(毒母に罵倒されて)つらかった。優しくされたかった。
本音をそのまま書くと、後から見たときにオソロシくなるような文章が並んでるかもしれません。
でも、それで良いのです!!!あなたが思うままを、そのまま書けていればそれが正解です。
存分に本音を書きましょう。
ワークテンプレート
【過去のつらかったこと、その気持ち】
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書き方例
(参考:克服前の2014年の神山)
【過去のつらかったこと、その気持ち】
・毒母に罵倒されて、つらかった。愛情がほしかった。
・毒母が弟ばかり可愛がっていた。弟が死ぬほど憎かった。私も優しくされたかった。
・ちょっとミスをするだけで怒られ続けてつらかった。「失敗することもあるよね」と優しくしてくれるお母さんが欲しかった。
・否定ばかりされて、苦しかった。そのままでいいよと言われたかった。
・こんな母親のもとに生まれた自分の運命を呪いたい。やってられない。意味が分からない!!!
などなど。
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