[アダルトチルドレン克服ワーク4-1]自分を肯定する。ありのままの自分を受け入れる。

「アダルトチルドレン克服ワーク」は私のアダルトチルドレン克服法をワーク形式にしたものです。

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ある程度、心の中にある「マイナス」要素を取り除いたら、今度は「プラス」要素をいれていきましょう。

目次

ワーク

自尊心をつけていきましょう。

「あなたはそのままでいいんだよ」
「いるだけで十分なんだよ」
「生きてるだけで愛されて当然なんだよ」
「何かができなくちゃ愛されないだなんて絶対ないんだよ」
「こうあらねばならないなんて無いんだよ」

と、自分に言い聞かせてあげてください。最初は実感がわかなくて、「ポカーン」という感じかもしれません。その場合は、日々過ごしている中で、

「今、自分のことを否定しているなあ…」と気づいたときに、自分に対して優しい言葉をかけてあげるようにしてみましょう。

例えば、

「あ、今『また寝坊するなんて!なんで自分はだめなやつなんだ!』って思った。自分で自分を否定してる!」

と気づいたら、

「また寝坊しちゃったね。でもできないことって直すの難しいよね。」

「寝坊しても大丈夫だよ。」

「今はちゃんと起きられなくても、少しずつできるようにしていけば大丈夫だよ。」

と、自分に優しい言葉にかえてあげましょう。

アダルトチルドレンの生きづらさの根っこには「自分への自信・自尊心の無さ」があります。

自信・自尊心が無いと、人と接することが怖かったり、自分が生きていることに罪悪感を感じてしまったり、生きづらさに繋がります。

また、いつも自分を受入れられず、四六時中否定してしまうので、ただ普通に過ごしているだけでもつらい気持ちになります。

自尊心や「ありのままの自分を受け入れる」というのは、

「これができなくちゃ愛されない」
「こうならなくちゃ愛されない」
「これをしないと愛されない」

というように、何か条件がないと愛されないと思うのではなく、

「存在するだけで十分素晴らしい存在」

と思うということです。

ポイント

最初は自分を否定することに慣れているせいで、つい何度も自分を責めたり否定してしまうかもしれません。

まずは、自分を責めている自分に気付くことから始めていきましょう。

気付いたら、優しい言葉に言いかえる、
気付いたら、優しい言葉に言いかえる、
気付いたら、優しい言葉に言いかえる、

これを繰り返すと、「ありのままの自分」を受け入れる癖がついていきますよ!

ワークテンプレート

【1】「なんで自分はこうなんだろう」「これができないんだろう」と、つい自分を責めたり、否定してしまうことはありますか?


【2】【1】で挙げたことに対して、どんな言葉をかけられたら気持ちがほぐれて楽になりますか?


書き方例

(参考:克服前の2014年の神山)

【1】「なんで自分はこうなんだろう」「これができないんだろう」と、つい自分を責めたり、否定してしまうことはありますか?
・なんで自分は朝早く起きれないんだろう。アラームセットしてるのに…。
・どうして他の人と同じように、堂々と振る舞えないんだろう。
・どうしてマナーが悪い人を、こうも許せないんだろう。他の人は大目に見て、その人とちゃんと仲良くできてるのに。

【2】【1】で挙げたことに対して、どんな言葉をかけられたら気持ちがほぐれて楽になりますか?
・また寝坊しちゃったね。でもできないことって直すの難しいよね。今はできなくても、少しずつ直していけば大丈夫だよ。
・羨ましい気持ちあるよね。自信は最初からなくても大丈夫だよ。徐々に自信つけて、堂々と振る舞えるようになっていけば大丈夫だよ。
・許せないことってあるよね。まあ許せなくても、大らかな気持ちになれた方が自分も他人も楽だろうから、大らかになれるような見方を知っていこう。

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[アダルトチルドレン克服ワーク4-2]自分の素を出す。