自信が持てるメカニズム、自信が持てないメカニズム、ハッケンしました。
堂々と振る舞える人は、自分のだめさを受け入れられている人だと思う。
— 神山さとみ (@kamiyama_sat) 2018年2月21日
何かができるから自信を持ってるんじゃなくて、
自分はこうしたいんだ!
自分はこうありたいんだ!
だめなところもあるけどそれもあってOK!
って思えてる人。腹をくくれてる人👍
目次
自信は「何ができるか」じゃなくて、自分への「満足度」。
自信というのは、つまり「自分への満足度」です。
「○○ができるから、自信がある。」
「○○だから、自信がある。」
というものではなくて、
「良いところもだめなところも、全部ひっくるめて今の自分に満足してる!」
という状態です。
例えば、同じテストを受けても、
「90点だった。自分なんてだめなんだ。」
とがっかりする人もいれば、
「70点もとれた!自分すごい!」
と思う人もいますよね。
何ができたかじゃなくて、自分を受け入れられるかどうか、どれだけ自分に満足できるかがポイントです。
いくら頑張っても自信が持てない?他人の目を気にして頑張っていませんか?
自分への満足度は、
- 自分を満たすために行動してるか
- 他人を満たすために行動してるか
で変わります。
例えば、部屋を片付けるとき。
「部屋を片付けなきゃいけない」
と思って部屋を片付ける人は、親、周囲、友達、恋人、世間の目、など他人を満たすために部屋を片付けることになります。
「部屋をきれいにしないと怒られる」
「きちんとした人って思われたい」
「だらしないって人に思われたくない」
と思ってやるのであって、自分の「やりたい」気持ちを満たすためではないのです。
100%片付くと、他人の満足感を満たせたことに一瞬ほっとします。でも自分自身はそれを望んでいたわけではないので、自分の満足感は得られないままです。
さらに、他人からの要望には限度がないので、他人を満足させようとどんどん疲弊していきます。
「次は何をクリアすればいいの?」
「どこまで頑張ればいいの?」
「こんなに頑張ってるのに、心が満たされない。」
「心が空っぽな感覚がする。」
「あれもこれもそれもできるのに自信が持てない。」
という状態に陥ってしまうのです。
一方、
「部屋を片付けたい!」
と思って片付ける人は、自分の「したい」という気持ちを満たすために行動します。
なので、100%片付いたら、
「自分の望みが叶った!」
という自分への満足感が得られます。もし100%片付かなかったとしても、
「やりたい気持ちを叶えるために行動できた!」
ということにも満足感が得られるでしょう。
この満足感は、
「自分がしたいと思うことをできてる自分」
「自分がありたい自分」
「自分が良いと思う自分」
でもあるので、どんどん自分に満足していきます。
勿論、人間なので、できてない部分やだめな部分は誰でもあります。でも、ある程度自分への満足感があると、満足感が無い人に比べて、
「まあいいか!」
「それも自分!」
「だめな部分もあるけど、それもOK!」
と思いやすくなります。だめな自分も受け入れる余裕があるのです。
▼完璧主義でお悩みの方は、こちらもどうぞ。
自分に自信が持てない人は、他人を満たす行動を、自分を満たす行動に変える。
「自分に自信が持てない…」
と思う人は、
「どれだけ自分は自分の願いを叶えてるかな?」
と振り返ってみてください。
「頑張って○○大学に入ったけど、親に言われて選んだかも」
「TOEIC○点とったけど、本当にやりたいと思ったっけ」
「この仕事、人からどう思われるかで選んだ気がする」
「今一緒にいる友達、義務感で付き合ってないかな」
小さなことなら、
「紅茶が好きなのに、皆がコーヒーを飲んでるから自分もコーヒーを選んでる」
「食べたくないのに、健康に良いってテレビでやってたから食べてる」
「モテそうだからこの服選んだけど、趣味じゃないかも」
などなど。
見つけたら、ひとつひとつ、自分を満たす行動に変えていきましょう。
「○○大学に入ったけど、本当は○○の勉強がしたい。今から編入や留学ができないか調べてみよう。」
「本当は○○の仕事がしたい。転職しよう。」
「本当はAさんでなく、Bさんみたいな友達と付き合いたい。Aさんとは少し距離を置いて、Bさんを誘ってみよう。」
「紅茶が好きだから、紅茶を頼もう。」
「健康に良いって聞いて食べてたけど、違うものを食べよう。」
「自分が好きな服を着よう。」
ひとつひとつ自分の「したい」を叶えていくと、自分への満足感が積み重なっていきます。
しばらくしたら、自然と自分に自信が持てるようになりますよ!
好きな物が分からない。食べたい物も分からなくなった私はこれで自分の「好き」を取り戻した。