自信が持てないのはなぜ?自信がある人無い人の違いと自信を持つ方法。

自信が持てるメカニズム、自信が持てないメカニズム、ハッケンしました。

目次

自信は「何ができるか」じゃなくて、自分への「満足度」。

自信というのは、つまり「自分への満足度」です。

 

「○○ができるから、自信がある。」

「○○だから、自信がある。」

というものではなくて、

「良いところもだめなところも、全部ひっくるめて今の自分に満足してる!」

という状態です。

 

例えば、同じテストを受けても、

「90点だった。自分なんてだめなんだ。」

とがっかりする人もいれば、

「70点もとれた!自分すごい!」

と思う人もいますよね。

 

何ができたかじゃなくて、自分を受け入れられるかどうか、どれだけ自分に満足できるかがポイントです。

いくら頑張っても自信が持てない?他人の目を気にして頑張っていませんか?

自分への満足度は、

  • 自分を満たすために行動してるか
  • 他人を満たすために行動してるか

で変わります。

 

例えば、部屋を片付けるとき。

「部屋を片付けなきゃいけない」

と思って部屋を片付ける人は、親、周囲、友達、恋人、世間の目、など他人を満たすために部屋を片付けることになります。

 

「部屋をきれいにしないと怒られる」
「きちんとした人って思われたい」
「だらしないって人に思われたくない」

と思ってやるのであって、自分の「やりたい」気持ちを満たすためではないのです。

 

100%片付くと、他人の満足感を満たせたことに一瞬ほっとします。でも自分自身はそれを望んでいたわけではないので、自分の満足感は得られないままです。

さらに、他人からの要望には限度がないので、他人を満足させようとどんどん疲弊していきます。

 

「次は何をクリアすればいいの?」
「どこまで頑張ればいいの?」
「こんなに頑張ってるのに、心が満たされない。」
「心が空っぽな感覚がする。」
「あれもこれもそれもできるのに自信が持てない。」

という状態に陥ってしまうのです。

 

一方、

「部屋を片付けたい!」

と思って片付ける人は、自分の「したい」という気持ちを満たすために行動します。

 

なので、100%片付いたら、

「自分の望みが叶った!」

という自分への満足感が得られます。もし100%片付かなかったとしても、

「やりたい気持ちを叶えるために行動できた!」

ということにも満足感が得られるでしょう。

 

この満足感は、

「自分がしたいと思うことをできてる自分」
「自分がありたい自分」
「自分が良いと思う自分」

でもあるので、どんどん自分に満足していきます。

 

勿論、人間なので、できてない部分やだめな部分は誰でもあります。でも、ある程度自分への満足感があると、満足感が無い人に比べて、

「まあいいか!」
「それも自分!」
「だめな部分もあるけど、それもOK!」

と思いやすくなります。だめな自分も受け入れる余裕があるのです。

 

▼完璧主義でお悩みの方は、こちらもどうぞ。

 

自分に自信が持てない人は、他人を満たす行動を、自分を満たす行動に変える。

「自分に自信が持てない…」

と思う人は、

「どれだけ自分は自分の願いを叶えてるかな?」

と振り返ってみてください。

 

「頑張って○○大学に入ったけど、親に言われて選んだかも」
「TOEIC○点とったけど、本当にやりたいと思ったっけ」
「この仕事、人からどう思われるかで選んだ気がする」
「今一緒にいる友達、義務感で付き合ってないかな」

 

小さなことなら、

「紅茶が好きなのに、皆がコーヒーを飲んでるから自分もコーヒーを選んでる」
「食べたくないのに、健康に良いってテレビでやってたから食べてる」
「モテそうだからこの服選んだけど、趣味じゃないかも」

などなど。

 

見つけたら、ひとつひとつ、自分を満たす行動に変えていきましょう。

 

「○○大学に入ったけど、本当は○○の勉強がしたい。今から編入や留学ができないか調べてみよう。」
「本当は○○の仕事がしたい。転職しよう。」
「本当はAさんでなく、Bさんみたいな友達と付き合いたい。Aさんとは少し距離を置いて、Bさんを誘ってみよう。」
「紅茶が好きだから、紅茶を頼もう。」
「健康に良いって聞いて食べてたけど、違うものを食べよう。」
「自分が好きな服を着よう。」

 

ひとつひとつ自分の「したい」を叶えていくと、自分への満足感が積み重なっていきます。

 

しばらくしたら、自然と自分に自信が持てるようになりますよ!