[私のAC実体験]アダルトチルドレンが見ている世界は、常に死ととなり合わせ

私のアダルトチルドレン実体験に関するお話です。

このブログは、

「読む人がどんよりするような過去の苦しい体験談ではなく、
幸せ思考になる方法を発信したい」


という方針で書いています。
ただ、克服前の実体験話が無いのは薄っぺらすぎるので、
その辺りもちゃんと書いていこうと思います(`・ω・´)

今でこそ毎日楽しく生活できていますが、
アダルトチルドレンを克服する前はひどいものでした。

【補足~初めてこのブログを読む方向け~】
私は、今では毎日前向きに幸せいっぱいに過ごしています。しかし、私の母は、心理的虐待を行う毒親でした。私は、毒母から受けた四六時中続く罵倒などによる心の傷に苦しみ、生きづらさを抱えるアダルトチルドレンになったものの、26歳の時に克服した、という経緯があります。▶詳細はこちら

目次

常に死ととなり合わせ

先日、虐待を受けた子どもたちと関わる職業の方に
「アダルトチルドレンは常に死が近い」
という言葉を聞いたのですが、本当にその通り。

「私いつ死ぬかな」
「早く死なないかな」
「でも痛いのは嫌だなあ」
「楽そうだから練炭自殺がいいかな」
「でも自殺すると地縛霊になるって江原さんと美輪さんが言ってたな」

ふと気がつくと、そんなことばっかり考えていました。

しかも、

「死ぬこと=辛い今から解放される=一番の幸せ」

なので、
死ぬことに対して変に憧れて、陶酔して、
うっとりしてしまうのです。

そのため、
自分の安全を守ることがおろそかで、
ただ自転車に乗るときでさえ

「車に跳ねられたらいいな」

というスタンスでした。

自分が加害者になるのは他の方に申し訳ないので、
歩いている人などはちゃんと避けていましたが、
安全運転はあまりしていませんでした。
(そもそも私が跳ねられたら、それ自体迷惑にはなりますが。)

今は趣味でロードバイクに乗っていますが、
絶対にそんな運転しません…!
過去の自分がものすごく恐ろしい…!

世界が常に灰色に見えていた

常にうつ状態なので、
正常な人とは見えてる世界がそもそも違います。

モノクロに見えるメガネをかけて、
全てを見ている感じです。

良いことがあっても感動しない、
何をやっても味気ない、
未来に希望が持てないので破気が無い、
という感じでした。

美味しい料理を食べても
美味しいと感じない。
「ふうん」という感じ。

美味しいものを「美味しい」と感じられるって、
ありがたいことです。

「人生があと60年も残ってる…」と思いながら、毎朝起きる

私にとっては
「人生=苦痛」
でしかなかったので、

「ああ…また一日が始まる…」
「人生は辛いことしか無いのに、あと60年も続くんだ…」
「医療の進歩のおかげで平均寿命も伸びてるとか、ほんと迷惑」
「あの母親はよくもまあこの世に産み落として、こんな辛い義務を背負わせてくれたもんだ」

と思いながら毎日起きていました。

ALI PROJECTさんの聖少女領域という曲に
「また明日も目覚める度に百年の時を知る」
という歌詞がありますが、
まさにそんな感じ。

明け方に起きるとパニックに襲われていた

常にメンヘラ状態なので、
少しの刺激にものすごく反応することがあります。

私は明け方の薄暗い景色が恐怖で、
午前5時前後にふと起きた時は、パニックに陥っていました。

暴れたりはしませんでしたが、
頭の中で「うわあああああああああああ」と叫んだり、
布団の中で泣きじゃくったり。

今はその時間に起きたら、普通に二度寝しますが(`・ω・´)

私の場合はこんな感じでした。

アダルトチルドレンの方には、
ご自身の状態と比べながら
辛い気持ちを和らげて頂くために、

アダルトチルドレンを理解したい方には、
「こんな感じなんですよ」と
知って頂くために、

何かしらの参考になればと思います。

あと、
この記事を読んで気持ちがどんよりしているはずですので、
できれば他の明るい記事で口直しをして下さい笑

 

▼毒親・アダルトチルドレン関連書籍はこちらにまとめてあります。是非読んでみてください!