「これをされると、ものすごく嫌な気持ちになる」
「他の人は何も気にならないのに、自分だけすごく心が動揺してしまう」
「どうして自分だけそんな風になってしまうのか、分からない」
「傷つきやすくて、毎日生きづらい」
という気持ちを解消するワークです。
心が過剰に反応してしまうときは、根っこにある「思い込み(ビリーフ)」を解消するとかなり楽になります。
解消法は、ファッションデザイナーのLICAさんと、大人気ブロガーHappyちゃんのノウハウをミックスして作りました。
参考記事:「設定・ビリーフの変え方☆」永久保存版/地球遊園地を楽しもう!
参考記事:望みを抽出する⑥ (自分の気持ちの核を握る)/Life is full of dreams
目次
ワーク
物事の感じ方は、受け止める人の思い込み(ビリーフ)次第でいくらでも変わります。
例えば、約束の時間に5分遅れそうになったとき。
「約束の時間に遅れることがあっても大丈夫。」
と思っているAさんは、普通の気持ちでいられます。
一方、
「約束の時間に1秒でも遅れたら、待ってる人に怒鳴られる。」
と思っているBさんは、
「どうしよう!怒鳴られる!!」
と動揺してしまうでしょう。
アダルトチルドレンさんの場合、毒親から、
- ◯◯をしたら怒鳴られる
- ◯◯をしないと冷たい態度をとられる
- 自分には◯◯をする価値がない
などなど、自分を苦しめる思い込み(ビリーフ)が植え付けられていることがあります。
それをひとつひとつ見つけて、書き換えることで、足かせを解いていくのです。
ワークテンプレート
普段の生活で、もやもやしたり、嫌な気持ちになったりしたら、まずその気持ちを受け止めます。
そして、ノート(紙)に書いて分析していきます。
【1】出来事の内容。
【2】どう感じたのか。
【3】どうしてそう感じたのか。
【4】それに対して、どういう思い込みがあるか、その思い込みができたのはなぜか、いつか。(「これだ!」と腹落ちするものが出てくるまで、どんどん掘り下げる。)
【5】「こういうことがあったから、こういう思い込みができたんだな~」と、その時の感情を感じきる。(感情の浄化になります)
【6】じゃあどうなりたいか。理想は?
【7】【6】よりもっと気分が良くなる理想は?(こうなったら一番気分が良い!これがベスト!という理想をとことん探す。)
【8】そうなるにはどういう思考を持てばいい?
【9】これからはその思考で生きると決める。
【10】何回も刷り込みをする。(ex.ノートに10回書く)
【11】またもやもやしたり、嫌な気分になったら、これをやる。
(本当はLICAさんとHappyちゃんの文をそのまま引用したいのですが、文字数が多すぎて丸々コピペみたいになってしまうので、自分の言葉で書いています。)
書き方例
参考記事:ビリーフの書き換え記事一覧
(参考:神山)
【1】出来事の内容。
人から攻撃的な物言いをされた。
【2】どう感じたのか。
内容は大したことないのに、過剰に反応してしまう。叫びたくなるほど激しく嫌な気持ちになる。
【3】どうしてそう感じたのか。
心の中に侵入してくる感覚がある。嫌なことを言う人から逃げられない、この不快感がずっと続く、自分の領域が守られない、という感覚になる。
【4】それに対して、どういう思い込みがあるか、その思い込みができたのはなぜか、いつか。(「これだ!」と腹落ちするものが出てくるまで、どんどん掘り下げる。)
小さい頃、自分の部屋が両親の寝室と納戸の間にあったせいで、毒母の通路だった。
毒母が毎日何十回も、ものすごい足音を立てて入ってきて、その度に罵声を浴びせてきた。死ぬほど嫌だった。20年近く続いた。
参考記事:アダルトチルドレン、毒親、虐待、機能不全家庭。毒母を殺したかった娘の26年間の実体験。
そのせいで、
「自分の領域が守られない」
「自分の境界線を踏み越えて攻撃される」
「家にいてもどこにいても安全に生きられない」
という感覚が設定された。
【5】「こういうことがあったから、こういう思い込みができたんだな~」と、その時の感情を感じきる。(感情の浄化になります)
すごく嫌な気持ちになったけど、しばらくしたらスーッと消えて、呼吸が楽になった。
【6】じゃあどうなりたいか。理想は?
元AKBの小嶋陽菜さんのように、悪口を言われても「なんか言ってるなあ」くらいの反応でいたい。スルーできるようになりたい。
【7】【6】よりもっと気分が良くなる理想は?(こうなったら一番気分が良い!これがベスト!という理想をとことん探す。)
周囲に、自分を攻撃をしてくる人がいない。
【8】そうなるにはどういう思考を持てばいい?
自分の周りには、優しい人しかいない。心から素敵だなと思える人ばかり。
以前は攻撃的な人がいたけど、過去のこと。今は私の近くにはいない。
【9】~【11】略
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