「毒親ではなく、優しい親の元に生まれたかった」
と思ったことはありませんか?
私は心の底から思っていました。
【補足~初めてこのブログを読む方向け~】 私は、今では毎日前向きに幸せいっぱいに過ごしています。しかし、私の母は、心理的虐待を行う毒親でした。私は、毒母から受けた四六時中続く罵倒などによる心の傷に苦しみ、生きづらさを抱えるアダルトチルドレンになったものの、26歳の時に克服した、という経緯があります。▶詳細はこちら |
目次
そもそも「素敵な親に必ず当たる」わけではない
私は「人として最低ラインはクリアした親の元で生まれたかった」と思っています。
「優しくて素敵な親」を求めるのは、さすがに期待しすぎだと思っています。
どの親も未熟な人間だし、子供を持つことで親も成長をします。
最初から「素敵な親」である人は、ごくわずかでしょう。
もちろん「親=不完全なもの」 だとしても、毒親に苦しめられた出来事はそう簡単には受け入れられないと思います。
ただ、親になる人が大勢いる中、毒親に当たってしまうことはどこかしらであります。
「温かい家庭を築ける親に必ず当たる」わけではないのです。
「ハズレクジ」を引いてしまう人はどこかしらにいる。
大迷惑ではありますが「毒親の元に生まれる」という
「ハズレクジを引いてしまう人はどこかしらにはいる」
のです。
「確率的な意味」では、しょうがないと割り切るしかないと思うのです。
(※親を「ハズレクジ」と呼ぶことを「失礼だ」という方もいるかもしれません。
ただ、苦しめられた過去をふまえ、毒親に対してそう言うのは全く失礼だとは私は思いません。)
世の中にはいろんな人がいます。
容姿に恵まれる。
お金に恵まれる。
頭脳に恵まれる。
家族に恵まれる。
友人に恵まれる。
人それぞれ色んなカードが配られて、その手札の中で人生を生きていくのです。
全部が揃って恵まれている人はきっとごくまれで、誰でも何かしら恵まれていない部分があります。
アダルトチルドレンさんの場合は、
「今回のあなたが引いたカードの中には、『家庭に恵まれる』は無いようですね。
じゃあ、これらのカードで人生を越えていってください。」
と言われている状態なのでしょう。
「はいそうですか」と受け入れられるかは別として、状況としてそういう状況なのだと思います。
毒親の元に生まれてしまっても、大丈夫。
でも、毒親の元に生まれ、アダルトチルドレンになってしまったとしても、
幸せになる方法はちゃんとあります。
親とは切り離したところで、ひとつひとつ自分を幸せにしていきましょう。
参考記事:毒親の母を持つ私が、26歳でアダルトチルドレンを克服した11の方法
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